明日から彼岸入り。そしてそろそろ息子の引っ越し準備が忙しくなってくるので、最後にもう一登り。
息子と共に鶏岳(668m)へ行ってきました。
朝目覚めるとなんとなくどんよりとした天気。ＮＨＫの天気予報を見ても晴れマークは夕方から。
これは諦めたほうが良いかな・・・と思案しながらウエザーニュースを見てみると、９時頃から晴れマーク全開ではありませんか。
実際８時過ぎには西の方から青空が広がってきたので、さあ、準備にとりかかります。
自宅からいつものように宇都宮北道路を快調に飛ばし船生街道へ。
先日登った篠井連峰を横目に見ながら船生街道へ入り、途中佐貫石仏へは曲がらず鬼怒川の南側を西へ（この道はじめて）。
大渡橋を渡り西古屋の集落を目指し、そこから林道西前高原線へと入って行きます。
林道を暫く上ると、程なく登山口看板発見。
先客が１台駐車しており、小さな車ならあと２台くらいならなんとか置けそうなスペースが道の脇に作られているのですが、乗っていった１ＢＯＸ車だとちょっときつい。
もう少し上の方はどうだろう、と車を進めましたがやはり状況は変わらず。
やっとのおもいでＵターンして登山口まで引き返し、なんとか路側に駐めることができました。
車利用の場合は、出来るだけ小さな車種で行かれることをお勧めします。
（写真左）西古屋の集落からの鶏岳。名前の通り特徴的な山容です。
（写真中）林道入り口。舗装路ですが、思わずオフロードバイク欲しくなってしまう風景
（写真右）登山口
登山口の階段を登ると、すぐに気持ちの良い山道に変わり、まさにハイキング気分で進んで行きます。
道は一本道で、迷う要素は皆無。枝道は登り初めの一カ所だけあります。道標こそありませんが、見た目も一目瞭然。あとは電車道のように一直線です。
また、４合目より設置されている合目表示板があるので安心して登って行けます。
いくらか登りが急になってきて息も弾んできた頃、現れました！八合目からの岩場急登！
（写真左、中）緩やかな尾根伝いの登り
（写真右）八合目の岩場急登直前のメッセージ
見た目以上に足場がしっかりしているので、トラロープに助けられればさほどの難所でないのですが、場所によってはゆうに４０度は超えているかもと思われるような急登。呼吸が大いに乱れて途中４～５回は立ち止まってしまいました。
いや、ホント辛かったです。いつもはさほど感じないザックの中のたかだか２Ｌ程度のカップラーメン用のお湯の重さをじんわり感じてしまった程ですから┐(´～｀)┌
ヒーコラしながらどうやら登りも終わり、一旦山頂南側ピークに辿り着くと後はほんの僅かな緩い登りで山頂へ到着！
西から南へ広く開けた眺望が迎えてくれました。
あ、それから先客の３人組（後で聞いたら茨城から来たそうな）が既に一休み中。
（写真左）八合目より岩場急登。トラロープが誘導してくれます
（写真中）九合目は、ハーハーゼーゼー。辛い辛い
（写真右）山頂に着きました
（写真左）山頂北側から高原山方面
（写真右）西側日光方面
山頂よりパノラマ
写真でご覧の通り、高い所の雲が多少多いものの、眺望的にはまずまず。
先日の篠井連峰の本山からは男体山さえ見えなかったので、今日は上出来です。
絶景をおかずに例のごとく昼食タイムです。
麓の集落で吠えている犬の鳴き声が、どこか長閑に聞こえてくる程のんびりした時間を愉しんだ後、山頂を後にしました。
帰りはピストンコース故、慎重に先ほどの急登箇所を降りていきますが、今日の写真、いくらか雰囲気が伝わるでしょうか。
行きは登りづめ、帰りは下りっぱなしで流石に膝が笑い出してきたなと思ったら何とか無事に登山口に到着です。
帰路は来た時と逆向きに林道を走り、鶏岳をぐるりと巻いた感じで半周し、南へ戻る道へと合流し里へ下って行きました。
西前高原林道は、途中東古屋湖方面へ分岐していますが、その先はまだまだ舗装が続きそうな気配故、この先の区間も是非走ってみたいものです。
夏場のバイクの避暑走行にはうってつけのコースかもしれませんよ。
概略コースタイム
登山口(10:50)－山頂(11:40)－山頂発(12:20)－登山口(12:50)
コメント (7)
マッチャンおはようございます。
息子さんと一緒の山登り 楽しかったでしょう。いい思い出になりますよ。
一つ気になったことを 息子さんに 手袋帽子の着用を勧めます。安全第一
もしものときに助かりますよ。私はこの時期しっかり農民に変身しているので
クライマーはしばし休憩です。マッチャンブログの後追い登山も一服です。
投稿者: せろー | 2007年03月18日 07:27
日時: 2007年03月18日 07:27
せろーさん。春のお仕事ご苦労さまです。
季節が待ってくれないお仕事は大変ですね。
兼業で営農されている方はこれから田植えに向けて大忙し。
勤め人がＧＷなどで遊んでいる時に働かれているわけで頭が下がります。
手袋帽子着用のアドバイスありがとうございます。
下りは流石に軍手をはめていましたが、かえって滑ると言って途中からはずしてしまいました。やはりイボイボ付きじゃないと効果があまり無いようで、次回は私も用意していこうと思います。
帽子のほうは、「格好が悪い」などといって被ろうとしません。
安全第一で、次回は無理矢理被らせます(^_^)
投稿者: まっちゃん | 2007年03月18日 18:46
日時: 2007年03月18日 18:46
おはようございます。
今回は船生の鶏岳ですか！今回も息子さんと一緒です(^_-)ﾈｯ 引っ越す前の記念登山ですね。
今回の山は本当に急で、岩場を登る所はチョ～こわぁ～（大汗）
きつそうな山ですよね。相当疲れたでしょうね(^^;
山頂からの眺めは最高です(^_-)ﾈｯ
登りたいでも体力がない・・(×_×;）
林道『西前高原線』あれれ・・行きたくなった(^^;;
全舗装なのでしょうかね？
まだオフ車ないのでＣＢで走れれば良いんですがね(^_-)
今度行ってみます(^_-)
投稿者: プー吉 | 2007年03月19日 04:49
日時: 2007年03月19日 04:49
こんばんは、ぢみさん。西前高原線に行ってきたんですね？先月自分もアタックしたんですが扉がガッチリロックされており
通行止になってたんですよ^^；もう日光方面の入口は解禁になったんですかね。写真をみる限りでは雪は無いみたいなので、
近い内にリベンジでもしようかな♪
投稿者: スミタチ | 2007年03月19日 19:42
日時: 2007年03月19日 19:42
プー吉さん、スミタチさん。こんばんは。
「西前高原線」今回は西古屋から鶏岳を巻いて低地に出る部分だけなので、ここは全線舗装かつ、オンロードバイクでも全然問題無さそうでした。
ただ、上寺島方面へ向けた標高が高いエリアは舗装はされているんでしょうか？
もしされているなら全線バイクで一度走ってみたいですが、流石にGSXだと途中で動きが取れなくなると怖いです。
投稿者: まっちゃん | 2007年03月19日 23:04
日時: 2007年03月19日 23:04
こんばんは マッチャンは釣りをやりますか？
今日のpm4:00過ぎに時間が空いたので 近くの黒川で私の趣味の一つ
渓流つりをしてきました。
わたしの秘密のポイントがあり そこに流すと必ずヤマメが一匹二匹は釣れるのです。夕飯のおかず狙い そして今シーズンの初物狙いです。
結果は 26.5センチを筆頭に 22センチ 20センチ弱二匹が魚籠に収まりました。晩御飯はヤマメの塩焼きでお酒をキューッと。 渓の春をいただきました。
釣り師もやります せろーでした。
投稿者: せろー | 2007年03月21日 22:40
日時: 2007年03月21日 22:40
おぉ！せろーさんは釣り師でもありましたか。
アウトドア系はなんでもこいですね。
私は釣りは全然駄目です。
っていうか子供の頃釣り堀で、「なんで見えてるのに掛からないの？」で嫌になってしまった思い出があります。
きっとせっかちなんですね。
大物をＧＥＴされて晩酌も格別だったのではないでしょうか。
私は酒もダメで、「酒が飲めない奴は人生を半分しか楽しめない」って言われたことがありますが、当たらずとも遠からじだと思います。
獲物で一杯やれるせろーさんが超羨ましいです。
投稿者: まっちゃん | 2007年03月22日 19:30
日時: 2007年03月22日 19:30