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2007年04月 アーカイブ


2007年04月30日

市貝の芝桜、挫折!

去年市貝町にオープンした「芝ざくら公園」
何かと話題に上る機会も多く、また芝さくらも見頃ということで、好天に誘われて、家族で行って見ることにしました。

まずは烏山にある、「栃木そば探訪120」という本で紹介されているそば屋さん、『はん田』で昼食をとりました。

二八そばと、メインは十割そばですが、二八のほうを注文。
爽やかなソバの香りとこれまたすっきりした味わいのつゆ。なかなかの味でした。
オススメです。

二八でこの味ならば十割を是非味わってみたいと思いました。
十割はちょっと値段も高めですが、体験する価値があるかもしれません。

はん田を後にして「芝ざくら公園」へ向かいます。
途中までは快適に進むも、会場手前2Km位の地点で流れがピタッと停まってしまってどうにもこうにも動かない。
このまま引き下がって「仁和寺の法師」になるのも嫌だけど、延々と待ち続けて貴重な休日の時間を消費するのはもっと嫌なのでサクッとUターン。

デザートには、当初の予定通りの道の駅もてぎの『とちおとめミルクアイス』。
いつ食べてもこいつはうまいです。

    

『はん田』さんの詳細は、「続きを読む・・・」でどうぞ

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2007年04月29日

満開の桜と新緑の会津を行く

「満開の桜と新緑の会津を行く」というコンセプトで立ち上げた今回のツーリング企画。

新緑というのにはちょっと早かったようですが、宇都宮からちょうど月遅れの桜(柳津近辺)、舟鼻峠の残雪など、昨年の単独ツーリングの時の感動と期待を裏切られることなくトレースすることが出来た今回のツーリングでした。

舟鼻峠の鄙びた雰囲気と残雪の語る山深さもよいですが、昭和村から県道を北上し、たおやかな只見川よこたう柳津へ向かう道すがらの純朴な風景は、さながら一幅の山水画と言っても過言でないと思うのは私だけでしょうか。

今回はそんなルートをYAHOOの掲示板仲間と走って来ました。
ルート概略はこちらでどうぞ。

    

(写真左)山肌に残雪残る舟鼻峠 今年は去年より少なめでした
(写真中)道の駅「会津柳津」にて 肝心の桜を撮り漏らした(;_;)
(写真右)喜多方ラーメン「まつり亭」にて、舞茸ラーメン


道の駅「裏磐梯」にて こちらも標高が高いので残雪が山肌に残っています。
GWの観光客で賑わっていました。

2007年04月21日

男抱山北側稜線探索



-- 『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成 --

(クリッックすると地図は大きくなります)

前回の男抱山(ブログ記録無し)の下山で気になっていた北側尾根筋の探索に行ってきました。
今回取り付きは前回の下山口、すなわち下田中の墓地前からとなります。

今日は午前中に行動終了予定なので、いつもより早めの朝8時に自宅を出発。
通常登山口に車を止めて、身支度を調え出発。約600m程R293を北上します。
そういえば、帽子を忘れてきちゃったな。最近何かしら忘れ物をするんで困ったものです。

テクテク暢気に歩いて、イタ飯屋さんの看板がある取り付き地へ到着。
山道に入ってすぐ右上墓地裏ヘ上がる踏み跡を追うとすぐに尾根筋に辿りつきます。
とにかくピンクテープが一杯あるので、これを追っていけばまず道を外すことも無いでしょう。
それから山の大きさ自体が小さい事。下を通る高速などの景色などから、自分の位置を把握しやすく、迷うということはほぼ皆無ともいえましょう。

    

(写真左)通常登山口前の墓地 すっかり木が伐採されて墓地が丸見えでした
(写真中)取り付き地 国道の標識のところを入っていきます
(写真右)取り付き直後、ここを左に行くと男抱北下山ルートに行ってしまうのでここは右上へ


眺望は殆どありませんが、なかなか冒険気分に浸れて楽しいルートです。
それにしても周りを見ると植林地では無い自然林なのに、何故か尾根筋だけ綺麗に伐採されて踏み跡もしっかりしているのは何故だろうと気になります。もっともかなり多数の境界杭が打たれているので頻繁に人が入っているようです。

292Pから一旦降りた鞍部あたりから左手斜面が植林地になります。
ここでちょっとピンクテープが薄くなり、左下の踏み跡に引き込まれそうになりますが、高みを辿って尾根を外さないようにします。

291Pとの中間地点に前回発見した神社跡?(と勘違いしていた)に到達しました。
よくよく見てみると何と大谷石の採掘跡のようです。

    

(写真左)ほぼこんな感じでピンクテープがコース誘導してくれます
(写真中)292Pあたりから北側樹間に半蔵山が見え隠れします
(写真右)謎の神社跡は大谷石採掘跡


前回はこの苔むしたごろごろの大谷石の西側を登ってきたことが今回解りました。
また、更にこの先にも採掘跡や設備跡があり、鉄条網で周りを囲われていますが、かなり大規模に採掘していたようで、現在どういう状態になっているか解らない為、このエリアに行かれる方は大変危険ですので絶対に近づかない方が良いです。

291P直前で男抱-富士山鞍部へ続くと思われるピンクテープに一旦別れ告げ、291Pを目指します。
地図を見るとすぐ脇を直登すれば良いのですが、斜度と藪の深さから危険と判断しました。暫し周りを見渡すと右下に林道を発見。しかし降りて行っても登り返す様子が無いので、再度良く観察してみると、薄い踏み跡の先に儚げにピンクテープがヒラヒラしています。

なんとかエイヤと登り無事291P到着。

    

(写真左)苔むす、うち捨てられた大谷石の破片
(写真中)こちらは更に大きな採掘跡
(写真右)林道発見



291Pで荷を下ろし、休憩。
ここからも男抱山方面へ続くであろうピンクテープが続いている様子ですが、この先西側は、広く木が切られており頼みのピンクテープもここまでのようです。
また、当初考えていた真西へ向かうコースも、その先の藪が深く断念せざるを得ません。
さあどうしたものかと少し進むと作業林道に出くわしました。

    

(写真左)こんな山中にこんな設備が かつてロープか何かを引っ張っていたのかも
(写真中)291P(だと思う)
(写真右)作業林道に出くわす


この作業林道を行くと、やがて鉄塔への標識が。
鉄塔巡視路だったんですね。ちょっと寄り道です。

巡視路はから下方に砂防ダムが見えてきました・・・
が、どうにも下へ降りる道が見つからない。
ままよ。と僅かな区間ですが藪漕ぎで降りちゃいました。

    

(写真左)鉄塔への標識
(写真中)鉄塔
(写真右)最後の藪こぎ


砂防ダムへ辿り着き、砂利林道を歩けばすぐに田んぼが広がり菜の花が目に飛び込んで来ました。
鬱蒼とした尾根筋の緊張感から解放されて清々しい風景です。

    

(写真左)砂防ダム 左手上が最後の藪漕ぎ地点
(写真中)廃道にガードレール?
(写真右)里へ降り立ち半蔵山を望む


ここからは舗装路歩きですが、丁度田んぼに水を張りだしたところで、用水のせせらぎの音が心地よく疲れを癒してくれます。
ふと西側に目をやれば、鞍掛山・雲雀鳥屋・多気山と、春めいた色合いの山肌が行儀良く並んでいてこれまた楽しませてくれます。

途中、林道富士山線というのがありましたが、やはり地元の人にとって富士山は馴染みのある名前なのですね。
R293に近づくに従って、大音量の選挙カー、トラックのエンジン音、里の喧噪が耳につくようになってきます。思わずちょっとショートカットして林の中を抜けたら、どこかのお宅の裏庭の納屋脇に出てしまいました。そのお宅の犬にえらく吠えたてられてR293へOUT。
{裏庭通過で失礼いたしました>お家の方 騒がせてゴメン>犬殿}

あとはぽっくりぽっくりとR293を歩き無事駐車地へ到着。
朝は自分の車だけでしたが、他に2台の客人あり。
今頃男抱山頂の岩に腰掛けて昼飯でも食べてるかな?

    

(写真左)ひっそりと佇む野仏
(写真中)林道富士山線? 富士山という山名を唯一冠した名称
(写真右)最後は民家の脇を失礼しました


概略コースタイム
駐車場8:20-取付地8:34-292P9:07-291P9:57-鉄塔10:08-砂防ダム10:24-田口集落10:30-林道富士山線分岐10:52-R29311:00-駐車場11:13
(地図を見たり周りの様子を伺いながら、かなりのスローペースで歩きました)

2007年04月14日

鞍掛尾根縦走(途中挫折)



-- 『カシミール3D』+『山旅倶楽部プラグイン』にて作成 --

(クリッックすると地図は大きくなります)

1月に鞍掛山を登ってからずっと気になっていた鞍掛尾根縦走(古賀志山北コースの富士見峠~鞍掛山)にチャレンジしてきました。

まずは、森林公園駐車場(11:30発)から北コースへの林道を歩き、登山口へ。
北側に積乱雲(のような感じ)が出ていたのが気になり、状況によっては引き返すのもやむなしと思いながら登山開始です。

初めは比較的なだらかな斜面故足慣らしには丁度良い感じでしたが、ほぼ1ヶ月ぶりの登山でなまっていたせいか、富士見峠についた時には結構疲れてしまって、やはり基礎体力不足を痛感しました。

    

(写真左)北コース登山口
(写真中)水場 ここの水は本当に飲んで大丈夫なんでしょうか?それにしてもシカの人形が何故ここに置いてある?
(写真右)富士見峠で一休み



さあ、一休みしていざ鞍掛尾根へ。
まずは噂の?559峰を目指します。
小ピークを2つ3つ越えながら気持ちの良い尾根歩きを続けて手前の急登を登り切ると鞍掛への分岐を示す道標。ここを右に折れればそこが559ピーク。

いやしかし、いつ来ても古賀志山は登山者の平均年齢が高いこと。
70は軽く越えているであろうと見受けられるご夫婦が急登をバンバン登ってきて、559で「ヤッホー」と雄叫びならぬ大きな声で登頂の喜びを表現されていました。
(古賀志山東稜の岩にこだましてましたよ)

ああいった爽快な歳の取り方が出来る人生って素晴らしいなと思いますが、自分ではとても足元にも及ぶべくもなく・・・と思うと複雑な心境。

    

(写真左)559手前鞍掛分岐
(写真中)古賀志山 東稜を望む
(写真右)多気山 宇都宮市街 遠く筑波山を望む



高齢者(失礼)で混雑する559Pを後にして、先ほどの鞍掛分岐で昼食タイム。
じっとりと汗ばんだ体に吹き抜ける風が心地よいのんびりした時間です。
気になっていた雲の状態もすっかり良い感じになってきました。更に北を目指して出発。

途中ハードな鎖場もなんとかクリヤしながら更にピークをいくつも超えて行きますが、このあたりからの西側日光方面の眺望はなかなか素晴らしいものがあります。

それにしても今日は疲れる。何故だろう。

一ヶ月ぶりだから?
いや、そうでは無くてやはり今日の気温がなり高いのが原因なのでは。
そういえば先ほどから水を飲むペースがいつもより多め。
携行してきた水はお茶のペット500ml+お湯500ml。
お湯は昼飯で使ってしまって、現在お茶の残が150ml程度。
これからの時期は飲み水だけでも最低1Lは必要だなぁと反省。

縦走コースも尾根部分自体でまだ半分程度しか歩いていないし、なにより水の残量が心許ない。
スタートした時間がちょっと遅すぎるし、疲労感も加えてこのまま強行すると危険がありそうな感じだったので、エスケープルート分岐より少し先の境界石地点で休憩を取り下山を決断しました。

    

(写真左)日光方面の景色が美しい
(写真中)460鞍部の分岐 手前が森林公園へ向かうエスケープルート
(写真右)挫折を決断した境界石


境界石のところで荷を下ろし、しばし森の静寂を楽しんでいると、楽しげに鳴くウグイスの声に混ざって、「キーン」という聞き慣れない鳴き声が。
あれはなんだろうと思って耳を澄ませているとどうやら移動しているようで、段々近づいてくる。

シカって確かあんな感じの鳴き声だったような気がするが、果たしてこんな山域でシカが居るものなのだろうか。
ちょっぴりドキドキしながら息を潜めているとこちらに気づいたのだろうか、鳴き声は段々遠ざかっていきました。

充分に休憩を済ませたあと、右手を見ると小高い494Pに続くよく踏み固められた道が続いています。
途中撤退を決断して、時間にも心にも余裕が出来たのでちょっと寄り道して5分位で頂上へ。
残念ながら眺望はまったくありませんでした。

460鞍部より先ほどの森林公園方面分岐を下り、暗い植林地の中を進むと程なく唐突に堤が現れます。こんな場所によくこんなものを作ったなぁ、と思っていたら、そのすぐ先に舗装林道の終点がありました。
あとは暢気な林道歩き。作業林道だけあって車の往来がないので気持ちよく歩けました。
途中鞍掛林道との合流点で、「次回は鞍掛山まで縦走して必ずここに戻ってくるぞ」と心に誓うのでありました。

    

(写真左)分岐降りてすぐの堤
(写真中)標語としてはOKだが、リスが可愛くない
(写真右)細野ダム


概略コースタイム
森林公園駐車場(11:30)-富士見峠(12:20)-559着(12:50)-昼食-559発(13:20)-境界石(14:30)-分岐より下山開始(14:45)-林道着(14:55)-森林公園駐車場着(16:10)

2007年04月08日

久々のツーリング!

3月17日から更新がストップしていましたが、久々にバイクネタで更新です。
3月後半から、息子の引っ越し騒ぎでカレンダーの赤い日は全て自家用車で引っ越し。そしてやっと4月7日に全て終了。思えば親馬鹿なんであれやこれやと手をかけすぎるんですね。

自分が同じように18の時に単身宇都宮に来た時は親の見送りもなかった記憶が・・・

で、話を戻して、
行ってきましたよぉ。久々のマスツーリング。

バイクは一人で走るのも良いですが、グループで走るのも一体感があって楽しいものです。
今日はいつもと少し違ったグループでの参加でしたが、新しい仲間も増えました。
沿道の桜や花ですっかり色づいた風景を楽しみながら、自然の息吹を感じることの出来た春らしいツーリングとなりました。

前日までの予報ではほぼ絶望的な天気故、一度は開催中止となったものの、幹事役の方のはからいで、午前中の晴れ間を縫っての近場(といっても自宅から200Km超)ツーに急遽変更に。

実は、今年は年初からずーっと低山巡りに明け暮れていたので、バイクは乗っても100Km程度。
それも全てソロ。今日の近場ツーは久々に刺激的な1日でした。

    
  

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  • 里山逍遥
    栃木の山とその周辺の低山を巡る日々「里山逍遥」。もぉ、このタイトル見ただけで直ぐに相互リンクを申し込んでしまいました。新田次郎さんと飲んだことがあるという凄い方です。登山に対するフランクな考え方も共鳴できます。
  • リンゴの叫び!
    季節の移ろいと自然の姿に心惹かれるブログ主さんの記事は、山好きな人ならきっと共感することと思います。自分も長い間隠れファンでしたが、この度相互リンクさせていただきました。
  • 北関東の山歩き
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  • PIAN PIANO.
    バイク仲間であり山仲間のなおさんのブログ。ブログ名のPIAN PIANO.(ピアン ピアーノ)は、イタリア語で「あせらず、ゆっくり」という意味だそうです。

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