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雷電山

アーカイブ:宇都宮近郊の山達  日時: 2007年05月26日 20:45

-- 『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成 --
(クリッックすると地図は大きくなります)
なお、実線はGPSで記録した歩行軌跡ですが、衛星の補足状況が悪く軌跡が飛んでいる箇所もあります。また、GPSの測定誤差もありますのであくまで参考としてお考え下さい。

今市でスープ焼きそばを食べた後、所用で家内の実家へ立ち寄りました。
用事を済ませて、家内がおしゃべりをしている合間に、どれっ!一山歩いて来るかと、裏山(と言うほど近くは無いがすぐそこ)の雷電山{386m}を目指して出発。この後ちょっと会社に行かなきゃならない用事があったので、目標タイムは往復40分の予定です。

雷電山については、実は20年以上も前に一度暇つぶしに登ったことがありました。当時は特に楽しみとして登った訳でもなく、大した記憶も無かったのですが、とにかく道がわからず取り付きに苦労したことだけははっきり覚えていました。

今回は「栃木の山紀行」さんのサイトで事前に情報を仕入れてはいたのですが、やはりのっけから道がわからなく尾根まで直登は20年前と同じです。
登山口の神社裏で小偵察をして検討を試みるも、ままよ。ほぼ全山の山容が丸見えなので、気にせず尾根を目指します。

以前との違いは、取り付き位置が若干違っていて、確か20年前は伐採後の裸斜面を直登したのでおそらく集落の人々から丸見えだったことかもしれません。
ほぼ同じところを今回は下山に使いましたが、綺麗に植林されて順調に育っている樹の太さから、改めて年月を感じちゃいました。

     
植林地を無理矢理登って一休み 光少なくブレブレ    山頂の祠    山名板はこの他、「栃木の山紀行」さん

しかしこの山、尾根に登るとしっかりとした踏み跡があって迷う様子は無いのに皆さん地元の人はどうやってアプローチしてるんでしょうね。

聞くところによると以前は地元の小学生(低学年)が遠足で登っていたそうな。
それなりのルートが有りそうなものなのですが。
ちなみ高学年になると、篠井連峰に登るそうです。
引率の先生も大変そうですね。

山頂間近になると一カ所だけ忽然と岩が出現します。他の山のそれと比べると「おしるし」程度ですが、何故か有る意味ホッとしました(^_^)

樹間からうっすらと南東方面が見える以外の眺望が全くない山頂には祠があり、片隅に一升瓶が立てかけてありました。ここも地元の方の信仰の山なんですね。

下山は、しっかりとした尾根道の終点まではこれを使い、その先は地図+雰囲気で別ルートを選択。
ほぼ下りきったところで藪を一漕ぎして外に出てみれば、あれまぁ田んぼだ。
ちょい廻ってあぜ道のところまでもう一漕ぎ。やれやれ脱出しました。

車はすぐそこに見えているからまずまずの首尾かな、と思ってあぜ道を歩いているとシマヘビさん出現!

「なんやあんた?」とでも言いたげな感じでのっそりと穴に入っていきました。

油断させておいて、いきなり穴から襲おうって魂胆なら(そんな筈は絶対あり得ん)困るなぁ。
こちとら早く帰らなきゃならないし・・・
で、トレッキングポールで、その辺をバシバシ叩きながら脱兎のごとく通過。
本日の散歩は無事終了です。

  
山頂近くには唯一の岩が露出    藪を分けたら田んぼでした

ちなみに、前回の男抱山からGPSのザックへの装着箇所を変えました。
以前は左胸の少し下あたりに付けていたのですが、やはり体に邪魔されて衛星の補足が困難になっていたようです。

取り付け位置をザックの背中側の比較的高い位置にしたことで、今回のような深い樹林でもそこそこに軌跡を記録することが出来るようになりました。
以前の取り付け位置だと軌跡記録ポイントは恐らく数十分の1位で、殆ど使い物になりませんでした。

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