金曜日、土曜日と大阪へ出張。
金曜日は珍しく夜早く仕事が終わったので、ホテルから歩いて10分足らずの難波へ繰り出す。と言っても飲む訳でもないし一人なので、街の雰囲気を楽しみつつ。
アーケード街の中は何となくソウルの明洞っぽいエネルギッシュな雰囲気がある。そんな雰囲気なので、韓国フリーク(自称)としては店先でチジミを焼いていた韓国料理店に自然と吸い込まれる。
店に入ると居た居た。韓国人のアガシ(お嬢さん)が二人で一つの鍋をつついてる。別に彼女らが貧しい訳では無く、二人前を一つの鍋に作って貰ったり、何品か頼んでつつき合うというのが彼らの流儀なのだ。日本人のように「めいめい皿」の文化は、彼らには冷血に写るらしい。むしろ一人でご飯を食べるのは余程友達が居ないか止む終えない場合に限る。韓国人は一人で食事をしないのだ。親しい人と会った場合は「ご飯食べた?」というのが挨拶の常套句なのである。
さてさて何を食べようか。チゲ鍋でも食べて暖まろうか。メニューのハングルくらいなら最近は楽勝で読めるので・・・
チョギヨ! ヘムルスンドゥブチゲジュセヨ!
なんて格好良く決めたかったが、
「すみませーーん、海鮮スンドゥブチゲ下さい」と凡庸になった自分が悲し(笑)
「海鮮純豆腐鍋」って言わなかっただけマシだったけど。
二人組の女性客が立ち上がり、「幾らですか?」。店員は、「三千三百円です」ってお互いあまり上手でない日本語同士で喋るのも面白い。
「ケサンジュセヨ?」 「サムチョンサムペクィエニエヨ」 なんてやりとりを期待しながらチゲを味わっていたのだが。
{今回、文と写真が全く関係無くなってしまった。ミアネヨ!}
なんばで夕食 | なんば花月 | こちらは歌舞伎座 |