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鞍掛山から盗人岩

アーカイブ:宇都宮近郊の山達  日時: 2009年03月15日 22:00
-- 『GPSMAP60CSx US版』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成 --

 数日前から、天気予報に全開の晴れマークが出ていた。最近天気予報に裏切られることが多かったが、朝、目覚めると日差しが降り注ぐ好天気。

 それでは今日も行きますぞ、と先週の半蔵山に引き続きマイナールートを求めての里山歩きだ。今年は春が早そうなので、里山歩きもそろそろ終盤の雰囲気である。

 さて今日のお題は、

 1.鞍掛山の南尾根
 2.鞍掛490Pから北西の鞍掛林道へ着地
 3.盗人岩を南から攻略
 4.盗人岩の巡視路口(真南)から鞍掛尾根の飛び494Pを目指す
 5.鞍掛尾根431Pより真西の尾根を下る

 と、盛り沢山だ。事前にそれなりに偵察しており地形図の精査もしたつもりだが、鞍掛山南尾根以外はコースがあるという情報はとんと見受けられない。つまり踏み跡はあまり期待出来ないということだ。

 まずは鞍掛山へ。ルートは登山口にある石鳥居をくぐらず、即右手の斜面へ取り付く。斜面の向こう側はゴルフ場のコースなので、コースのヘリ内側の小薮を登る。薮は濃くなったり薄くなったりするので潜りやすい所を捜しながら進んで行く。

 ゴルフ場の突端を離れ更に高度をあげると、大きな岩が忽然と現れた。正規コースの沢からもここへ到達できるようである。とても正面から越えられる岩ではないが、左手に巻ルートがあるのでこれを登る。結構斜度があり足元も滑りやすい。木につかまりながらなんとか登り切ると、北東に向かって伸びる尾根の末端に届いた。依然斜度がきついが、踏み跡も方向も安定しているのでさほど苦労はしない。やがて勾配が緩くなると周囲が明るく開けてきてほっとする。

     
登山口からゴルフ場方面へ    ルートを捜しながら    岩の上の明るい尾根

 イタズラ書きされた石の脇を通ると、大岩から真南に延びる尾根の終端が右手に見える。回り込むようにしてそこに着けば小岩があり、そこから雨乞山が良く見える。後は北に進路をとり、450m級Pを乗り越す形で一般登山道に合流する。

 等高線で見ると大したことはないのだが、いつ登っても大岩直前の登りは息が切れる。肩で息をしながら大岩に着くと先客のハイカーが岩の上で甲羅干しよろしく休憩中だ。さにあらん、こんな天気の良い春のような陽気なら誰もがくつろぐ眺望である。
 北側に目をやれば、先週歩いた半蔵山から池ノ鳥屋へ続く稜線が間近に見える。南側は今越えてきた450m級Pがこんもりと亀の背中のようだ。

 のんびりしたいのはやまやまだが、自分は先があるので小休止に留めて再スタートする。

     
東側に雨乞山    450m級Pを振り返る    大岩から池ノ鳥屋方面

 鞍掛尾根への分岐はもう随分お馴染みで、すっかり通い馴れた気分だ。最近は鞍掛尾根もどうやらメジャー化しつつあるようで、今日も途中で逢ったハイカーは皆鞍掛尾根を歩いていく。もはや鞍掛山単独で登る人は居ないのではないかと思わせる雰囲気である。

 こちらも相変わらずキツイ490m級Pを喘ぎながら越えて、下りに転じる辺りから地図とGPSを出して本日初めの要注意ポイントを探る。地図には現れない鞍部のようなところで南西へ下る鞍掛尾根と別れ、北西方向の尾根に通じるであろう道形を以前確認していた。今日はここから、北西、北と進路を取り舗装の鞍掛林道へ抜けるのが課題である。

 突き当たる390m級Pまではほぼ地図と周囲の状況は合致している。鞍部まで降りきると390m級Pは岩に阻まれていた。だが、周囲は傾斜が緩いので容易に巻けることが出来た。390m級Pから振り返るとモンスターのような490m級Pのシルエットが枝越しに写る。

     
越えてきた450m級P    390m級Pより鞍掛490m級P    盗人岩の鉄塔が近い

 ここからは踏み跡がいくらか怪しくなるが、それでも忠実に追っていくと予定の方角と少しズレが発生してきた。恐らく林業関係者が通る道なのだろう。辿れば間違いなく下へ降りることは出来るだろうが、想定した着地点から大幅に狂う可能性があるので、トラバスース気味に下降し北へ進路変更する。

 GPSを出して見るとやはり少し南側に振られすぎている感じだが、向かう北側も地図には見えない谷があり斜度もきつそうなので無理に近づかない方が無難だろう。ここは手堅く斜面を真下に降りる。行く先にはさほど厚くは無いが薮が見える。先ほどから沢音が聞こえていたので、現在地が間違っていなければ、偵察済みの鉄塔巡視路に程なく拾われる筈である。

 最後の薮をくぐると泥の作業道へいきなり飛び出した。これを少し辿るとやんぬるかな、ドンピシャ目的の小橋へ到着。GPSで進路ナビゲーションをしていたとはいえ、歩行状況を修正しながらの手探りだったのでまずまずの首尾である。

     
陽の差し込む植林地を降りる    最後は薮    巡視路にある小橋

 さて、一旦舗装の鞍掛林道に出て、林道竣工の記念碑の北側、斜度の緩い所から次なるターゲットの盗人岩南面に入る。

 取り付くとすぐに重機用の作業道に出る。昨日の雨で結構ぬかるんでいるが歩けない程では無い。山を巻くようにして高度を上げていくが、このまま辿って行くと頂上尾根東端より西に偏ってしまうので、上を窺いながら歩きやすそうな箇所から薮へ突入した。

 GPSには尾根東端のみを次の目標ポイントとし、ひたすら薮の合間をかいくぐって登る。この区間は何処を登るか特に考えていなかったが、とにかく登りやすい所(安全な所)を捜しながら進んで行った。帰宅してGPSのログを見ると、地図上では不鮮明な尾根でも実歩行ではちゃんと追っているのが解るので面白いものである。容赦の無い薮にはいささか閉口するが、今の時期枯れ薮なので視界は問題無い。春からは到底通ることは出来ないだろう。

 右手に鉄塔がチラっと見えたのでそちらへ進むと253号鉄塔へ飛び出した。鬱蒼とした薮漕ぎから解放された鉄塔基部の明るさが、眩しいばかりのすがすがしさである。

     
いよいよ盗人岩へ突入    このへんはまだ良いほう    253号鉄塔がすがすがしい

 巡視路を上がってくればここまで比較的楽に上がって来ることが出来るのだろうが、それはまた次回のテーマにとっておこう。

 鉄塔脇からは道形が現れ、一気に踏み跡が濃くなってきた。そして程なく頂上尾根の東端付近に到達した。後はここから西に延びる岩尾根を辿るばかり。

 岩尾根は頑張れば越えられそうな所、ちょっと厳しそうな所、様々だが、無理をせずに巻けるところは巻くべし。やがて岩の上を歩けるようになってくると好眺望の昼食ポイントへ到着である。

     
盗人岩頂上尾根は岩が続く    巻くのも一苦労    やっぱ昼ご飯は此処でしょう

 午前中は結構ハードなコースだったが、雄大な眺望とのんびりとした食事のお陰で元気回復。午後の行動開始だ。

 盗人岩に敬意を表し、三角点を踏んでから鉄塔に下り巡視路へ向かう。鉄塔基部から鹿沼方面の山が並び、左端に二股山の特徴的な山頂も見える。

 もう少し降りれば巡視路という矢先、右手の薮から突然動物が下へ駆け下りて行った。姿をはっきり見ることが出来なかったが、一瞬ジャンプした背中から察するに恐らくイノシシか。足音は2頭。駆け下りて一旦立ち止まった2頭から、怒気を含んだような荒い鼻息が聞こえてくる。
 これはまずいな。しばしその場に立ち止まり様子を伺う。静寂の後、大きな空咳をしてストックを地面に叩き付けると、驚いたことにもう1頭潜んでいた奴も慌ただしく薮を駆け下りていった。

 今まで山で出会った動物であるカモシカや鹿はいずれも韋駄天の如く斜面を駈けるが、足音はどちらも軽やかである。ところがイノシシときたらどうだ。斜面のあちこちに体躯をぶつけながら降りていくのか、ダンプカーの如き地響きのような音を立てて去っていくので迫力満点である。スピードもかなりのものだ。正面からぶつかったらただじゃ済まないだろう。

 イノシシ達が駆け下りていったのは巡視路の右下の谷の方だから、上から歩いていけば敢えて駆け上がってくることも無いだろうと思い下り始めた。勿論用心の為、熊鈴は全開でじゃらじゃら鳴らしながらである。

 無事イノシシの襲撃も受けずに巡視路を降りきると、鞍掛林道への接合点が破壊されていた。見ると、林道から伸びる重機用の作業道が建設中であり、巡視路が横断された形になっていた。

 ここからは林道をまたいでそのまま南進。494Pを越えて鞍掛尾根を目指す第三ラウンドだ。

     
鮮やかな紅白の鉄塔    左のほうに二股山    494Pへ向けてのファーストアプローチ

 見渡しても踏み跡はまったく無し。だが、今まで何度も偵察でこの斜面を眺めているが、林相と地形図と眼前の状況が上の方まで一致すれば、取りあえずの目標点である470m級Pまでは進める筈である。

 柔らかい林床に足を取られながら斜面を登っていく。夏場なら下草がうるさいであろうこの斜面は、さながら雪上ルートのように好きな所を歩けるのがありがたい。上の方にはついたてのように大きな岩が張り出し正面を塞いでいる。これも先日単眼鏡で確認済みである。よく見ると左右に巻けるが、左は岩の間をくぐって岩に這い上がるような感じなのでリスキー。手堅い右を進む。

 これが正解で、巻上がると踏み跡が出てきた。踏み跡に惑わされないように(最近はこれで失敗することが多い)方角をGPSで正確にとりながら進むが、予定進行方向と踏み跡は一致している。

 途中、忽然と西に降りる道が出現しそこにご丁寧にロープまで掛かっていた。何処に向かう道かは不明だが、今自分が追っている尾根の西にあるもう一本の尾根に続いているのか。そちらが実は踏まれているコースなのかもしれない。

 暫くはっきりしていた道形も、470m級P直前で一面の落ち葉に覆われて完全に消失。静寂が支配する空間に若干威圧感さえも感じるが、目と鼻の先の470m級P目指して一登りだ。

     
冬場ならではの登路    西へ下る秘蔵ルート    踏み跡完全消滅

 470m級Pは特に眺望無し。北側に盗人岩の紅白鉄塔が見えるのみ。

 ここより尾根が南西になるが傾斜も緩やかで、再び道形がはっきりしてくる。494Pがはっきりと見えると少し急な下りで鞍部に到達。494Pへの登り返しがなかなかきつい。フィックスロープや、ロープ代わりの古コンセントが張られていたり、通行の多さが感じられる。鬱蒼とした494Pを下りて無事鞍掛尾根に合流した。

     
470m級Pより盗人岩鉄塔    494Pが見えてきた    鞍掛尾根に無事合流

 鞍掛尾根に乗ると、時折左手に今しがた歩いてきた盗人岩とその南にある尾根筋がよく見える。山を歩いていると、頂上に到達した時のみならず、こうやって自分の歩いた箇所を俯瞰する時にも達成感を感じるものである。

 鞍掛尾根は途中分岐があり、左下にある小さな道標を見逃すべからず。ここを真っ直ぐに(実際道は直進の方が太い)行くと南東に降りて林道に拾われてしまう。

     
盗人岩全景    盗人岩からの登路も見える    これ見落としちゃいけないポイント

 431Pから鞍掛尾根は真北に下っていくが、敢えてここから西へ延びる尾根を今回は下ることにする。見る限り完全な薮なので少し臆するところもあるが、万が一の場合は北側の等高線の緩い所へ逃げ込むかまたは登り返し。南には近づかないという点に注意して行動することにした。

 実際進んで見ると薮はかなりうるさいが、斜度は地図通りで下りるのに無理はない。少し急になりそうな箇所は進路修正を繰り返して降りていく。下の方になると細い竹藪が出てきて視界が遮られ遠望が効かなくなるが、先ほどからGPSを手のひらに出しっぱなしで細かく進路チェックを重ねているので不安は無い。このように視界が限定されている時は流石にGPSの威力は絶大である。

 一旦薮が切れて伐採地に到達する。ここを北に降りれば林道に出ることも出来るが、地図を見る限りかなり下の方の傾斜がきつそうなので、予定通り尾根を終端まで降りる事にした。

 林道までもうあと少しというところで、急にガクンと落ちる箇所があった。地図を見ていてここは注意ポイントと予想していた。標高差は僅かなので崖があるとは思えないが、沢音がする左手はセオリー通りパス。右手の方を選んで下ると程なく平坦地に出た。竹が刈り払われているので作業用に往来があるのだろう。沢の狭い所を見つけて最後の薮をくぐると林道に届いて無事帰還終了である。

 今回のルートの中ではこの薮下りがやはり一番緊張を強いられる区間であった。万が一進路をロストしたりGPSが故障しても、最悪コンパスで北へ迂回すれば打開されるという前提で歩いたが、特に判断に苦しむ状況が展開されなかったのは運が良かったのかもしれない。
 いずれにせよ、登る薮と下る薮では下りの方が数段難しいと感じた。どうやら、今回のこの下りが自分の能力から見て危険分界点のように思えた。安全に歩けるのはこの辺までということである。

 林道を歩きを終えて車の所へ戻ると、もう一台駐めてあった軽トラのケージの主であろう猟犬が元気よく向こうから駈けてきた。目の前で勢いよく垂直ジャンプをして泥だらけの体で全身嬉しそうな様子。

 「ねぇねぇ見て見て。薮で泥遊びしてきちゃったんだ。」とでも言いたげ。

 「おじさんもね、今、薮遊びしてきてへとへとだよ」と心の中で語り掛けるも、元気な彼はまた薮の中に吸い込まれて行ってしまった。

    
431Pから東の薮へいざ行かん    伐採地が見えてきてあと少し

概略コースタイム
駐車地発(9:30)-大岩(10:26)-490級P(10:56)-北西尾根分岐(11:11)-鞍掛林道(11:38)-
253号鉄塔(12:06)-昼食ポイント(12:30)-昼食休憩-行動再開(13:05)-鞍掛林道(13:24)-
494P(14:12)-431P(15:03)-林道出合(15:30)-駐車地着(15:44)

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コメント (8)

けむ:

これはこれはすごいルートを・・・
しかも計画通りにエスケープ無しでトレースとは。

もし自分がこのルートを歩いたらと、ルート図をプリントして脳内登山してみましたが、まっちゃんのルート情報があっても完全トレースできる自信はないですね。
web上の栃木県里山山行レポートでは、今シーズン一番でしょう。

>イノシシ達が駆け下りていったのは巡視路の右下の谷の方だから、
イノシシが逃げて行った谷はたぶん洞窟ルートじゃないかと思います。
こうしてみると、私が岩崎で見た藪のゴソゴソもイノシシだったのかもしれませんね。

私のお次の予定もイノシシさんがいっぱいいらっしゃるエリアです。
会わないことを祈りますが、登路が谷を詰めて行くルートなのでイノシシの縄張りに入っていくようなもんです。
まっちゃんのレポートを読んで、絶対熊鈴を買ってから行こうと思いました。


まっちゃん:

今回はGPSの威力を痛感しました。
私の読図力では到底歩き通せなかったでしょう。

でも、けむさんなら全然OKルートですよ。最後の431Pからの西尾根は流石にお勧め出来ませんが、他は慎重に歩けばトレース出来ると思います。

イノシシはマジで凄かったです。フィールドであんなに気合いの入った動物に初めて出会いましたよ。
熊に注意ってよく言いますが、この辺の山域では篠井にこの間現れた流れ熊くらいですが、イノシシはかなり沢山居るみたいですね。

先日男抱山の北西にある林道を走っていたら、
「土地所有者の許可を得てイノシシ罠を仕掛けてあります。入山者は注意」
なんていう掲示がありました。

岩崎あたりも人里が近いので沢山居そうですね。
今期、歩き残しは岩崎方面なんだけどなぁ。怖そう(^^;

Non:

 こんばんは。すごーいロングコースですね! 里山でも歩こうと思えばここまで繋げる、そのことを
実践して見せていただいた気がします。要は、想像力ですよね。こことここを繋げたら面白いな、とか。
また、それを実行できる体力も集中力もすごいなぁって思います。
 私はまだまだ読図スピードが遅いので、必死に読んでいるうちに集中力が切れて、そそくさと林道か
登山道に逃げちゃいそうです。まあ、今回は終盤がそうだったし…(^^;)

 そうそう、今回はかなりの部分でコースがダブってたんですよ~。時間帯が全く異なるのでバッタリは
なかったと思いますが、もし時間帯がずれていたら、どこかで知らずにご挨拶をしたかもしれませんね(^^)
 そういえば、私はまだアニマルさん達に遭遇していないのですが、独り言が効いているのかな、とか
思ったりしました(笑)

まっちゃん:

Nonさん、こんばんは。

私の場合は計画段階では緻密なのですが、いざ入山すると結構行き当たりばったりです。
というか、その場でないと見えない情報が沢山あるというのを最近は学びました。これもコース無きコースを好んで歩いている成果でしょうかね。

Nonさんも鞍掛山北側でしたか。これから拝見いたしますね。

Non:

 こんばんは。二股山、行ってきました。まっちゃんさんが山頂から下って登り返したコース
(加園[P]手前に駐車、沢沿いコース~山頂~尾根伝い)です。ずっと読図トレをしながら
歩きましたが、復路に指定されている沢コースは、なるほど、終盤がこたえますね!
一旦、山頂まで登りつめた後では、かなり堪えられただろうなぁと思いました。

 読図トレは、尾根歩きの間が難しかったです。無駄に迷ってしまったというか…(^^;)
で、山自体はけっこう面白いなぁと思いました。また別ルートで…とも思っています。

まっちゃん:

Nonさん、二股山お疲れ様でした。

 山の大きさの割にはコースバリエーション(正規=案内済みのという意)が少ないような気がしますが、古賀志山周辺が多すぎるのかもしれませんね。

 山頂の北西面以外は、うまく尾根を捉えられないと等高線が込んでいて歩けないような雰囲気。ですのであまりコースが出来ないのかも知れません。

 って、地図を眺めていたら、山頂のほぼ真南にある352.6mPになんとか取り付くことが出来れば、尾根を辿って山頂まで歩けそうですね。二股山の次のテーマにします。

こんばんは
あの石の鳥居の場所を、、、右へ!!
う~~これは、かなりワイルド過ぎるかも(私には、、、汗)
でも
このログは、かなり奥が深いので
また、後で読み直しますね^^v

PS 私が引き込まれた鞍掛尾根
  でも、、、
  初心者としては
  奥の院へって、、、道標も立てておいて欲しかったっす(爆笑)

まっちゃん:

亀三郎さん、こんばんは。

古賀志山や鞍掛山界隈は案外道標がしっかりしていない所が多いようで、逆に鞍掛尾根(古賀志山に至る尾根)への道標が目立ってしまっているような気がします。道形も鮮明ですし。

ハイカーの少ない山だと人の流れが分からないのでこういった道間違いの可能性はありますが、それでもおかしいと思ったら直ぐ引き返すのがやはり鉄則。それを実行出来た亀三郎さんは立派です。
体力に有り余る若い人なんかはよくそのまま突っ走って、もっと大きな山なら軽く遭難ということもあります。

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