« 遅れた春を訪ねて | メイン | 八方ヶ原のアカヤシオ »

久々の不発! 氷室山、途中撤退

アーカイブ:安蘇の山達  日時: 2011年04月29日 22:15

久々の山行は、山を歩き出して2度目の完全敗退。

 メジャーな山だから道標も完備されているだろうとおっとり刀で入山したらとんでもないくわせもの。
情報入手と準備万端なら一応登山道の筈だから難しくはないんだろうに。

 全般的に道標が多く設置されてはいるものの、三滝へ至る通称「川コース」は道標に従うと道が消失するポイントあり。指し示す方向と逆側の赤ペンキを辿るとやがてコース復帰など、かなり登山道が怪しい箇所がある。おまけに行き会った登山者に聞いた情報が間違っていてタイムロスしたりと散々な結果であった。

 序盤から僅かな距離を進むのに何度も迷い、それでもいよいよ最後の谷詰めルートに乗ったかなと思えば、沢沿いの深い落ち葉で道形はまったく無し。予定時間を大幅に過ぎてしまい、行動続行を不可と判断し撤退することにした。

 これらの顛末を記事にしようかなとも思ったが、今現在やはり悔しい気持ちが抑えきれないものである。5月中に再訪し、この沢を詰め氷室山から熊鷹山までを必ず周回するぞと心に誓う。委細はその記事に委ねるとしよう。

待ってろよ!大戸川源流

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.mattyan.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/516

コメント (10)

Non:

 こんばんは。前回分の予告を拝見して、いそいそとお邪魔したのですが、GPS軌道が苦労の後を
よーーく物語っていますね。かなり振り回されてしまったようで、お疲れ様でした。

 このコース、もちろん途中まで(=氷室山へは行かず)ですが、08年に「西沢P~川コース~三滝
~十二山~熊鷹山~西沢P」で歩いています(「blog-entry-322.html」です。写真なしVer.ですが ^^;)
「川コース」を選んだ時も三滝を見た時も迷っていないのですが、道標がなくなったとか?
待ちきれない感もありますが(^^;)、再訪なさるとのことなので、その時を楽しみにしていますね。
 そうそう、再訪は是非とも5月中旬~下旬に。ツツジが最高ですよ(^^)

リンゴ:

全てにおいて完璧なイメージのまっちゃんですが、たまには失敗談などもブログネタとしたは’有り’だと思います。
再訪での詳細レポ、楽しみにとっておきます。

まっちゃん:

>Nonさん

 川コースで三滝の直前あたりで道形が消失していました。
 道標の矢印の逆側がルートだったのには参りました。
 恐らくジグザグに付けられた道の戻り側が崩壊してしまっていたようです。

 熊鷹山といえばツツジ。
 今月下旬あたりを狙ってリベンジを図ります。


まっちゃん:

>リンゴさん

いやいや、最近だけでなく、もともと全然完璧なんかじゃありませんよ。
今回ほど大タコではありませんが、道迷いはしょっちゅうです。

迷いそうな場所を歩く時は、紆余曲折してもそこを歩くこと事体が楽しいものですが、
今回のように一般登山コースで迷っているとただの「うつけ者」です(^^;

最近の悪い癖は変に薮慣れしてしまって、コースアウトしてしまっても方角と地形に無理が無ければ歩いていってしまうこと。

ですが、今回の撤退地点の沢沿い付近は何となく心細い雰囲気で久々に自信を無くした瞬間でもありました。すべては準備不足(データと情報、心構え)のなせるわざです。

なお:

ぼくも三滝あたりで迷いました^^;

そのときは、なんとか山頂に立ち、大至急で下山しました。
冬だったので、登山道に雪があり、大変苦労した記憶があります。

後日、リベンジしたのですが、驚いたことに、
氷室山の山頂のプレートが、まったく別の場所に3ヶ所ありました。

どこが本当の山頂なのか? なぞが多い山でした。

まっちゃん:

なおさん、こんばんは。

実はこの日も午後から雷雨の予報だったので、予定下山完了時刻を2時に決めていました。
それなのにやたら時間が掛かって、戦意喪失しちゃいました。
故に、今は逆に闘志満々。ツツジの好機に合わせて今月中に必ずリベンジの予定ですが、
天気と花がジャストミートする自信は・・・ちょっと不安かも(爆)

私たちです。:

http://www.kumataka.net/kumataka/index.html
熊鷹山の風景、これ須藤さんのHPですがこれを見れば大丈夫でしょう。
HPの地図に詳しく記載されています。
私で良かったらご一緒にどうでしょう?
私は4月初旬に越路館沢→久々に行ってます。
沢には山ヒルがいるので新緑になる前がベストかもしれません。
丁度十二山の直登コース【井戸尾根】の先から宝生山への直登コース分岐あたりは完璧に昔の道とファインディングが交錯していて分かりにくいのは確かです。
地元の土建屋さんの看板があったり、雑木で作られた橋があったり、トラロープがあったりと不安を解消するアイテムが沢奥深くありますから大丈夫ですよ。
http://hyakumeimt.at.webry.info/
私のブログもよろしくご贔屓にお願いします。三滝~氷室山山行記録もあります。

まっちゃん:

私たちです。さん、こんばんは。

URLが含まれると自動的に承認制になりますのでコメント反映まで時間がかかりましたことお詫び申し上げます。

さてこの谷詰めコースですが、始めから道が無い位に思って出かければなんてことは無かったのですが、しっかりとした登山道がある筈だと思ったところが敗因でした。

ここ数日各サイトでレポを眺めており、GPSにも予定線を引きました。
今週末に(自分的に)万全の構えで歩く予定です。
熊鷹山のツツジはまだ早いのかな? これは殆ど自信なしです(^^;

私たちです。:

>>まっちゃんさん。
  ご返事、ありがとうございます。
写真の風景は左岸、右岸共に道無き道で沢を徒渉ぎみに行かねばならぬ場所ですね。
私もそこいらの辺りで心細くて、マジで写真の道標?あるの?みたいな感じでした。
そうこうしていると道標が見つかってきますので・・
越路館沢も源流になれば、沢の左岸に越路館平の稜線が見えてきます、ピンクのリボンが見えますのでそれを目指して急登も可能ですが、山腹を斜めに登るルートの道標まで沢を詰めてから越路館平まで15分位ですので後者の方が安全と思います。

さっきまであるマテリアルをワールドワイドにネットで検索していました、しかしながらgoogleは翻訳もしてくれるし便利なブラウザですね、昔なら先ず商社経由でしたが昨今は先ずgoogle経由が定番です^^;

実は私もその昔敗退しています、記憶が曖昧で恐縮ですが確か山渓か岳人を立ち読みしていて出掛けてそうなってリベンジしています。その昔は秘境だった名残りも留めておきたい山主さんの心意気かもしれません。

まっちゃん:

>私たちです。 さん

日曜日に無事リベンジを果たしてきました。
上の写真は撤退地点から戻った時の左岸を撮影したものです。

道が無くなった所から右岸に渡る所と、最後に越路館平に向けて再度沢を跨ぐ所が大きなポイントでした。
氷室山、宝生山、十二山、根本山、熊鷹山と回って約17Km。
尾根通しはさほど起伏がありませんでしたが、やはり結構疲れて昨晩は爆睡してしまいました。
ブログ記事のほうは2~3日後になると思います。

コメントを投稿

最近のコメント

リンク集

  • ケン坊の日記
    情報(ネタ)の検証はピカ一。実践派のケン坊さん。多方面にわたるネタで楽しむことができます。
  • らんばらしょうぎ
    目指すは亀三郎百名山。印象派の亀三郎さんのブログです。更新量豊富。山ネタ以外も綺麗な写真がいっぱい掲載されてます。
  • 散歩エクスペディション
    薮山に目覚め始めた頃、毎日飽きずに見ていました。今日の自分に影響大なり。薮山歩きではメンタル面の我が師匠、けむぞうさんのサイトです。ブログのほうも面白くてお勧めです。(そこナニBlogで検索してね)
  • 里山逍遥
    栃木の山とその周辺の低山を巡る日々「里山逍遥」。もぉ、このタイトル見ただけで直ぐに相互リンクを申し込んでしまいました。新田次郎さんと飲んだことがあるという凄い方です。登山に対するフランクな考え方も共鳴できます。
  • リンゴの叫び!
    季節の移ろいと自然の姿に心惹かれるブログ主さんの記事は、山好きな人ならきっと共感することと思います。自分も長い間隠れファンでしたが、この度相互リンクさせていただきました。
  • 北関東の山歩き
    ご夫婦で仲良く山歩き。栃木県内や宇都宮近郊の山はもとより、HPのタイトル通り北関東の山並みを歩かれているNonさんのサイトです。楽しそうな山行記録を読みながら、「是非自分も歩いて見たい」と思うこと度々。
  • PIAN PIANO.
    バイク仲間であり山仲間のなおさんのブログ。ブログ名のPIAN PIANO.(ピアン ピアーノ)は、イタリア語で「あせらず、ゆっくり」という意味だそうです。

RSS

最近のトラックバック