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里山七座を巡る

アーカイブ:宇都宮近郊の山達  日時: 2013年02月03日 22:18
-- ルート軌跡は『GPSMAP60CSx US版』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成 --
※各コースには一般登山道でない箇所が含まれています。参考にされる場合は自己責任でお願いします。

 かねてより懸案の低山巡り。栃木の山を歩き初めた頃より憧れていた里山中の里山のはしご歩きである。標高も低い小さな山だから、一つ一つはあっという間に登ってしまう。だが、日頃は山仕事の人しか知らないそんな斜面を狙ったルートで丹念に辿る里山逍遥に憧れていた。この数年来の計画を遂に実現する時が来たのである。

 

一座目 浅間山

 

 宇都宮市下小池町にある雷電山から西へ寅巳山、浅間山へと続く独立山塊。以前、雷電山から車道をまたぎ寅巳山へと縦走したことがある。この時にもう少し足を伸ばして浅間山まで歩きたかったが、時間切れで断念した。
 今回は浅間山だけを登るが、いずれまた日を改めて違ったコース取りでこの三山を歩いてみたいものである。

 予定していた駐車地に車を駐め、某病院脇から上を窺う。ゴミが捨ててあって雰囲気が良くないので、少し奥まった箇所から斜面へ取り付くことにした。
 出だしは雑木の林なので落ち葉で多少足が滑るが、さほど歩きにくくもない。

     
駐車地(場)    某病院裏手より    雑木林を登る

 急登直登に喘ぎながらもやがて尾根へとたどり着く。何処の藪山もそうだが、植林地の尾根の背の部分は木が植えられていないのでほぼ間違いなく歩くやすくなっている。これが自然林だと、意地悪な笹ヤブや屈強な灌木に占領されていて通過を阻んでいるものだ。

     
      尾根は歩き易い

 程なく山頂へ到達。厳しい表情の石仏がカッとこちらを睨みつけるように鎮座しており、静寂の中一瞬息を飲む。

 景色は良くないが、枝越しに見える寅巳山、北東に伸びる尾根筋は木漏れ日に満ちている。いつかそこを歩いて寅巳山を目指そうと心に誓い山頂を後にした。

     
山頂に鎮座する石像       隣の寅巳山
概略コースタイム

駐車地発(08:36)-病院裏手(08:43)-尾根(08:55)-山頂(09:08)-駐車地着(09:21)

ニ座目 高知山

 この山は、今回の一連の低山の中で特筆すべき眺望の良さを持っていると聞く。かつてはハイキングコースもあったらしく、登るのも簡単そうだ。
 だがこの山の最大の難しさは駐車地にあるのだ。何度か偵察を重ねているが、はっきり言ってしまうと車は何処にでも駐められる。だが、どこの空き地や空きスペースも全て個人の所有地であり、造成地のような地域内故に田舎のあぜ道に駐めて容認されるような鷹揚さが住民の方々にあるかどうかがはっきりいってわからない。

 なるべく迷惑をかけないような場所に車を置いた。
 「栃木の山紀行」さんの記録に見る取り付き口は既に下見済みであったが、此処もまた人家の庭先をかすめながらなので、無難な箇所で人目に触れにくそうな藪から裏口入山する。

 想定コースに向かって藪の中を横切りながら進む。藪の外れにある民家の二階からこちらが丸見えだ。ここはなんとか素早く通過したいところだが、どんなに密かに移動しようとしても藪を踏む乾いた足音は容赦なく辺りに響く。おまけに藪こぎスタイルの真っ赤なヤッケなので、そこに人が居れば容易に発見されてしまことは必至(汗)

 ようやく事なきを得、目論見のハイキングコース跡へ接合することが出来た。

     
この先へ進む    駐車地脇からまず藪へ    登山道らしき道形

 打ち捨てられた一枚の道標が、かつてハイキングコースだったことを物語っているその道は、迷うこともなくひたすら一直線に登っていく。上の方になると僅かに道形も心許なくなってくるが、さして心配も無し。やがて明るい稜線が見えてきた。

 稜線に這い上がり少し歩くと、それまでの鬱蒼とした杉の森から想像も出来ないような明るい山頂が待っていた。真新しいベンチが二脚あつらえてある。南側を180度以上の広さでゴルフ場に囲われているので、別な登山道はありえない。山頂だけ一体なぜこんな整備をしているのだろうか考えた時、ハタと膝を打つ。
 山頂から北東に伸びる稜線を行けば今市青少年スポーツセンター方面へ降りられるのは地形図を眺めて知っていた。もしかしたらここちら側をオフィシャルなコースとして整備しつつあるのではないか。想像の域であるのでこの点はネットの情報、ひいては実際にこちら側のコースを歩いてみて検証すべしと思った。

     
ハイキングコースの名残    植林地を登る    山頂はすっきりした眺望
     
   笹目倉から鶏鳴山    大沢の城山?
  
   団地内にはこんなものも
概略コースタイム

駐車地発(09:36)-山頂(09:52)-駐車地着(10:11)

三座目 前山

 

 大室ダムの裏手にこじんまりと端正な形を見せる前山。横を走る道路を幾度と無く通過する度に、いつかは訪れようと思いながらもなかなかその機会はやってこなかった。小さな山だから何かのついでにと思ってのびのびになっていたのだ。

 ダム前の立派な駐車場に車を駐めて、ポケットにGPSを忍び込ませてデジカメだけを持って歩き出す。ダム湖を周回出来る遊歩道を散歩するだけでもかなり気持ちがよさそうだが、今日の目的は前山だ。

 遊歩道より階段を登り高度を上げる。最高標高点からは案外景色が良い。上を見上げると山頂は更に少し先のようだ。

 道は無くなるが、僅かな距離を直登すると木に覆われた山頂からはの景色は無い。

 遊歩道に戻ると、家族連れや老夫婦、犬の散歩など沢山の人達で賑わっている。日頃運動不足であろう父親は子供の手を引きながら額の汗を拭い、子供たちは開放的な景色に元気一杯である。そんな微笑ましい光景が繰り広げられるダムのほとりであった。

     
遊歩道脇より階段を登る    遊歩道最高地点より    山頂はこの上
  
   日光連山が素晴らしい
概略コースタイム

駐車場発(10:20)-山頂(10:31)-駐車場着(10:40)

四座目 大山

 

 大山は、厄除け方位除け祈祷で、地元の知る人には割りと有名なたかお(漢字変換不能)神社を麓に擁する里山である。

 たかお神社についてはHP(http://www.takaokami.skr.jp/index.html)をご覧頂きたいが、少し奥まった場所にありあまり目立たない。偵察で何度か訪れてはいるものの、いつも参拝者の姿が絶えないくらい親しまれている神社である。

 表通りからだと小さな鳥居だけで本殿が見えない。さして大きな神社ではないと思われがちだが、車で回りこむようにして境内敷地内の砂利道を進み奥の駐車場まで行くとその脇に立派な本殿があるのだ。

     
道路脇の鳥居       駐車場

 丸いしめ縄が掛かった鳥居をくぐり、本殿脇から奥社への石段を登っていく。本殿では時折祈祷が行われており、太鼓の重厚な音が山内に響き渡る。

     
      奥社へと進む

 奥社脇から「ツリーハウス」を案内するカラフルな道標に従って登っていくと、何度か森林作業林道を串刺しにしながら高度を稼ぐ。林道は山全体を螺旋状に切り開いた感じで、かつて盛んに伐採が行われたことが伺えるが、今はこの作業道も休眠中なのだろうか、若干荒れ気味で軽く藪化している。

     
奥社       奥社脇から登ると・・・

 やがて、大山の南西小ピークの突端位置にあるツリーハウスへ到達する。日も差し込まず、眺望に乏しい林内にこのようなツリーハウスを作った意図が若干不明ではあるが、果たして訪れる人はいるのだろうか。

 ツリーハウスを後すると、ここからいよいよ藪道となる。

     
ツリーハウス       ここから藪となる

 地図通りに小ピークを登り下りすると、山名板だけが静かに迎えてくれた山頂である。

     
尾根を行く    大山、山頂   

 来た道を取って返し、ツリーハウスまで戻る。目指す西側の414mPへはそのまま真っすぐ進めば良いのだが、少し藪が深くて躊躇する。手薄な所を探し、下に見える鞍部目指して強行突破だ。

 鞍部には作業道が通っているがこれをそのまま追うとコースアウトする。右手の小尾根がGPSの示す進路角に一致するのでここを登ってみる。

 どうやらルートに乗ったようで、段々尾根形が鮮明となる。GPSの現在地も問題ない。

     
右手の尾根を辿る    少しう藪だが快適    ピークは近い

 何も無いだろうと思っていた414mPには石祠が一つだけひっそりと置かれていた。

 下山は、藪を突っ切って最短距離で神社へ復帰しようとも思ったが、相変わらず山内に響く祈祷の太鼓の音も大きく、ご神域であまり傍若無人に歩きまわるのも憚れるので、大人しく廃作業道を辿りハイキングコースへと戻った。

 下山後は、神社敷地内にある蕎麦屋、「ことじ(これも変換不能)」http://kotojidayori.jugem.jp/にて蕎麦をいただく。

 席数は少ないが、まだ新しい造りの店の内部は大山を擁するこの杜の雰囲気によく合っている。蕎麦の味は香り豊かな麺に、少し甘めのダシの効いたつゆがなかなか美味である。デザートの蕎麦ゼリーは黒蜜の芳醇な甘みが疲れた体に染み渡った。

     
414mPの石祠       神社境内の蕎麦屋で食事
  
   蕎麦ゼリー

概略コースタイム

駐車場発(10:46)-ツリーハウス(11:01)-山頂(11:18)-
ツリーハウス(11:28)-鞍部(11:38)-414mP(11:47)-駐車場着(12:05)

五座目 名野山

 名野山は南側を分譲団地(杉の木台)に面しており、登るならここからが最短コースとなる。「栃木の山紀行」さんはこの団地の西端にある作業林道からアプローチしたようで、自分もその箇所を何回か偵察している。だが現在は工事中の看板で入り口にロープが張られている。
 他の場所でも直登してしまえばどこでも良いのだが、基本的に住宅街なので車を置く場所も取り付き箇所も住民の目に触れる可能性は極めて高い。この時世だから、不審者どころか変質者扱いもされかねない。
 従って早々に団地からのアプローチは断念し、北東の大谷川側からのルートを考えた。

 駐車ポイントを決める最後の偵察の時のことである。丁度良い塩梅の神社を見つけたものの、肝心の取り付きは直登しか見当たらない、と思いきやそばにやはり作業道が伸びており、ここしかないと決めた。
 少し奥のほうを覗こうと思って藪を分けると・・・向かいの農家の犬のチェックが鋭く入り、咆哮の嵐。普段着でデジカメを片手にぶら下げているだけなのにこの騒ぎ。いざ本番のその時、ザックを背負ってて藪漕ぎの真っ赤なヤッケなど着てざくざくやったら犬も半狂乱になることは想像に難くない。しまいには、犬を飼っている家の人が訝しげにこちらを伺う始末。早々にその場を退散した。
 他の場所はと車を進めると、ほんの僅かな距離で石塔と石段の続く道を発見。傍らには丁度車一台分の駐車スペースもある。男體山と記されたその石塔から階段を少し登った。道がどこまで続いているかは不明だが、名野山へのアプローチとしては渡りに舟のような石段だ。

 ・・・と、偵察の抜群な成果に気を良くして今日は本番に望む。デザートの蕎麦ゼリーの甘美な黒蜜で若干モチベーションが弛緩した気もするが、いざ気を引き締め直して出発。

     
駐車地はここ    男體山とあり    石段を登ると

 石段は直ぐに尽きて、突き当りに小さな社があった。裏手に続く植林尾根は枝打ちも丁寧で思った以上に陽の光が差し込む。一つ目のピークの375mPには真新しい色のSHCカワスミさんの山名板、「天王山」が掛かっていた。途中にピンクリボンがあったが、最近ここを歩いたカワスミさんが付けたものかもしれない。

 375mPから降下して名野山の主稜線に乗り換える箇所は、往路はすんなり辿ることが出来たが、復路は道なりに歩いて南に伸びる尾根に引きこまれそうになる。藪の生え方で下りだと来た道が非常に見えづらく、GPSを片手にリバースした位だ。

     
小さな社があった    裏手の尾根を行く    進路を定めながら

 山頂が近くなると岩が地表に顔を覗かせる。程なく名野山の山頂に到着した。木に囲われた山頂の眺望は殆ど無く、南側に団地方面が微かに見えるのみ。三角点から西へ伸びる尾根を辿ればあっというまに団地に降りることが出来そうである。

     
上部は岩が出てくる    名野山、山頂    南西へと続く尾根

 下山は、先程も書いたように一箇所コースミスをしながらも無事帰着。取り付きの石段脇には貯水塔があるが、その屋根の向こうに大山が顔を覗かせていた。

  
社へ戻ってきた    脇の貯水塔肩越しから大山
概略コースタイム

駐車地発(13:13)-375mP{天王山}(13:23)-山頂(13:45)-駐車地着(14:16)

六座目 富士山

 

 富士山といえば船生の富士山を思い出すが、栃木にもあまたある富士山が、船生から至近のこの場所にあるのも面白い。ここも、駐車地に随分頭を痛めたが、ご覧のようにR461脇に一台分のスペースを見つけた。山頂の富士浅間神社に参詣する人向けかどうかは定かではないが、パジェロミニには少しゆったりしたそのスペースをお借りした。

 ここは他の山と違って山頂までが参拝路のようで、道はしっかりしている。特に道標などはないが、地元の方々の信仰の山なので登る人は限られているのだろう。

     
駐車地    浅間神社の鳥居    石の階段の痕跡

 登路に小さな社、講堂のような大きな社が続く。

     
初めの小さな社    溝場の道    大きな社

 3つ目の社を過ぎると、山頂直下はやはり岩が出てくる。一息入れて枝越しに下を眺めると、国道461を通過する車の姿も大分小さくなってきた。

     
また小さな社    やはり山頂直下は岩が出る    眼下の国道461

 程なく山頂の富士浅間神社へと到着。何故か社殿の中にR.Kの山名板が収められていた。

     
山頂の富士浅間神社    何故か社の中に山名板が   

 社殿の裏手に回ると、最後に登る狩場山と木曽仲居が眼前に黒ぐろと横たわっている。下山はあっという間であったが、山全体が境内のようなこの場所を適当に取り付いて直登しなくてよかったと思った。日頃信心の無い自分も幾らか心が洗われたかどうかは定かでないが(^^; そんな信仰の一座であった。

狩場山
概略コースタイム

駐車地発(14:25)-山頂(14:41)-駐車地着(14:53)

七座目 狩場山

 最後の山は刈場山である。ここも最短コースを考えたが、地形図を眺めていてどうしても気になっていた「木曽仲居」という名前に惹かれ、南からのアプローチとした。

 予定段階では、南西の突端から尾根に取り付く自分のルーファンの定石で行こうと考えていたが、改めてよくよく現地を眺めると、間伐で思いのほか見通しが良く、取り付き地点を変更した。

 先ほど登ってきた富士山がよく見える田んぼ脇の空き地に車を置かせて貰い、正面にある素朴な造りの鳥居をくぐる。小さいが端正な揃いの社には、神領の山に立ち入る事を告げる心持ちで軽く頭を下げた。

     
駐車地    帽子を取り一礼してから進む   

 過去のものとなった伐採作業道には構わず直登をしてみる。細かい荊棘はズボンの上から足を突き刺し、いささかこたえるが、それでも構わず上を目指してようやくピークへ届く。420mのこのピーク、地形図に表記のある木曽仲居がこのピークを指すものかどうかは不明だが、山名板も何も無いひっそりとした頂きであった。

     
伐採作業道跡に構わず直登してみる    細かい藪に手こずる    高みを目指す

 刈場山へ向けてS字のように進む尾根筋は枝打ちされた木が整然と立ち並び、神々しくもあるほど良く手入れされている。渡り廊下のような尾根を進むと程なく山頂へ届いた。

 山頂はまったく眺望が無いが、北斜面の藪を少し下ると思った以上の景色が広がる。山頂で直ちに踵を返した登山者も多かろう。だが、ここを見ると見ないとでは大違いだ。景色を保証されている有名な山ならどうということのないこの眺望も、踏み跡も道形も無いルートを辿って登った山で見るからこそ値千金なのだと深く思うのだ。

 空は未だ明るくとも、樹間から射す陽だけの植林地は暗くなるのも早い。明るさが失われかけた尾根に張る根は妙におどろおどろしく見えた。
 駐車地を目指して斜面を直滑降すると、パジェロミニの後ろに広がる田んぼの土手に野焼きの煙がむせぶ。里の夕方の風景である。

     
枝打ちされた美林を進む    山頂    山頂北側より
     
   植林地をひたすら戻る    ゴールは近い
概略コースタイム

駐車地発(15:01)-420mP(15:17)-山頂(15:29)-駐車地着(16:03)

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コメント (12)

Non:

 こんばんは。里山逍遥の名に相応しい、里山らしい里山の数々ですね。途中でお蕎麦の昼食が
入るというのも、また山里らしさを深めていますね。妙案です(^^)

 7座のうち、実際に歩いたのは前山のみ、あとは何となく知っているのと知らないのが半々。
どれも下見万全なのが分かって、里山はこうやって歩くんだというお手本のようです。
 一番気になったのは、そう、大山です。ふらりと歩きに行ってみるのにちょうど良さそう(^^)
どれも神社かお社が祀られていますが、こちらはまた立派なようで、楽しみが増えました。

こんばんは。
7座を一気に登る...ケン坊から見れば”離れ業”以上の出来事!で信じられません...
更に驚きは、この7座を一気にブログ掲載するというのも”離れ業”ですね!
さて7座のうち前山は登りました。大山は昨年、鎮守の森めぐりで神社詣で
しましたが、その時にツリーハウスまで登ってみたものの、その先はパスしちゃった。だからケン坊は1座しか登ってません>悲<
あと2~3座は場所は知ってますが登ろうという意識がなく、後は全く知らない山もありました。
これからまっちゃんのブログを読んで勉強?しておこうかな>笑<

リンゴ:

速報で高知山と出て来たときに即栃木の山紀行さんのHPで周辺エリアを確認しました。
7座とあったので自分なりに推測していましたが、なんと半分も当たらなかったようです(^_^;)
この中で私が登ったのは前山(山頂は踏まず)と富士山だけですね。
それにしても荒れた登山道の様子からは考えられない整備された山頂など、里山に纏わる謎がまた一つ・・・(笑)

まっちゃん:

Nonさん、こんばんは。

里山は地元の人の信仰の対象ということが今回はよくわかりました。
山中で石祠を見かけることはよくありますが、造営した人の思いが込められたものなのですね。
石の裏側を見ると、明治とかそれ以前の年号が書いてあったりでいにしえの人の想いに触れる心地です。

まっちゃん:

ケン坊さん、こんばんは。

計画段階では実はもう一座、更に偵察登山で一座、登山口調査が一箇所あったのですが、蕎麦屋の席待ちでロスタイム。最後は日没が迫りタイムアウトでした。

もっとも、体力的には丁度良かったかもしれません。

大山のツリーハウスから先は、普通の人ならパスします(笑)
行く人は物好きの確信犯だけです。(^^;

今回は手抜き記事でしたが、やはり七座分纏めるとなると「息の切れる」作業でした。
歩いている時はあれも書きたいこれも書きたいと考えているのですが、何回か寝るとどんどん記憶が欠け落ちてきてしまうので、なるべく早く書くようにしています。でも、夜パソコンに向かっていると睡魔には勝てず。睡眠の深い藪に閉ざされていってしまうのであります。

まっちゃん:

リンゴさん、こんばんは。

今回は一挙に七カ所を登ってなかなか面白かったです。
高知山は何故あんなに立派なベンチがあるのかというのは確かに不明です。
団地側からのかつてのハイキングコースは、入り口の道標が無いので、暗黙的に「来てほしくない」という地元の意志が感じられました。
それなのにあの山頂・・・

今回計画して歩けなかった山や、これから計画する里山巡りの第二弾。
春先になって草が芽吹き、蛇が活動を始める前に実行しようと思ってます。

こんばんは
たくさんの山の情報があるので
ゆっくりお蕎麦を食べて、蕎麦ゼリーまで味わいながら
読み込んで行きたいと思います!!
しかし、これ、、、1日の出来事なんですよね、、、
すごすぎ、、、ます。
PS 確かに高知山が、、、まず気になりますね、山頂は、あんなに立派なのに
  登山口が、、、ない???(汗)

まっちゃん:

一日に七座といってもどれもあっという間に登れる山ですから。
このお蕎麦屋屋さん、なかなか良い雰囲気なのでお洒落な亀家にお勧めです。

いわっ歩:

こんにちは。

えっ、一日に7座?
コースタイムの時間を、追ってみました。
8:36~16:03、一つ一つが小さいとはいえ7時間以上、なかなか歩けるものでもないですよ~。
いつも予定時間オーバーしてしまう私などは、3・4が限度かな(笑)

まっちゃん:

いわっ歩さん、こんばんは。

お蕎麦屋さんで30分以上余計に時間が掛かってしまったので、行動時間が若干短縮になりました。

六座目の富士山あたりで時間が気になってきましたが、最後の刈場山に1時間、手こずってもプラス30分と読んでいたので七座目に踏み切りました。

実はあと二座あって本当は九座の予定だったのですが、流石に七座が限界でした。

こういう山登りもたまには楽しいです。
残りの二座は他の山と併せて里山はしご企画第二弾のネタにしようと思ってます。

さとう:

七座、、、、マシンガン登山ですね!
山道のルートを確認するよりも、山をつなぐ自動車道を計画するほうが神経使いそうですね。
(^_^;

まっちゃん:

>さとうさん

一番大変だったのは駐車地確保でした。
あと取り付き口も。

今回レベルの里山は人の目が多いですから、素早く入山、速やかに道路へ復帰が基本です(笑)

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