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古賀志山馬蹄形縦走

アーカイブ:宇都宮近郊の山達  日時: 2013年03月09日 21:10

-- 『GPSMAP60CSx US版』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成 --
※当コースには一般登山道でない箇所が含まれています。参考にされる場合は自己責任でお願いします。

関連山行
  2010年1月3日 赤岩山
  2009年3月28日 岩崎尾根五峰を巡る

 古賀志山馬蹄形縦走。トレースが馬蹄に見えるところからそう呼ばれているが、古賀志山に足繁く通う方なら一度は聞いたことのある名前だろう。

 コースの全貌は上図の軌跡のような感じで、一般的には森林公園駐車場から北登山道経由で富士見峠よりこの周回コースに入るようだ。今回自分は、赤岩山の北西端から取り付き、再びそこへ戻る周回とすることにした。
 赤岩山の北西からの登山道は、かつて「西登山道」の道標も掲げられていたということをネットで見たことがあるが、今はそれも撤去され、少し太めの赤テープが一本樹に巻かれているだけの寂れた登路となっている。

 古の西登山口についてはヤマレコの馬蹄形縦走のデータを参考にさせていただいたが、駐車地の確保には不安があった。先般偵察を済ませてようやく実行に移す目処が付いたのである。余談であるが、駐車地の周辺は枝道も加えるとかなりの林道が存在し、中でも東に向かう主線は地図上で破線になるもまだ先まで走行可能で、鞍掛尾根まで直線で600m弱という箇所まで車(パジェロミニ)で接近可能である。ネタとしていつか企画に使いたいものだ。

 森林公園を横目に文挟方面へと車を西走させる。古賀志山のビューポイントで赤岩山~古賀志山の岩稜をカメラに収めた。今日の縦走コースの南側半分ということになる。先週は母親の入院騒ぎがあり(経過良好で既に退院可能な状況まで回復)、仕事も超多忙であった為に気力が幾分衰え気味であったが、この稜線を見ていると力が沸き上がってくるので不思議なものだ。

 予定していたポイントへ車を駐める。林道はよく整備されているので、ヘタをすると土曜日でも重機が入って作業があるかもしれないので念の為に邪魔にならないような場所を選んでおいた。

     
赤岩山から古賀志山全景    駐車地    まずは作業道を辿り

 作業道を少し進むと左右の鉄塔へ向かう巡視路があるが、直進が赤テープが樹に巻かれた取り付き点である。ここまでは既に偵察済で、方角からして赤岩山の稜線に向かうことは間違いない。

 しっかりとした道形を辿り、シダの生えた古い伐採地から左手にトラバース気味に登ると廃作業小屋があった。ここからは尾根に突き上げるように一本道になるも、道形は消え踏み跡も千々に乱れる。方角はひとつしか無いので迷うことは無い。登っていくと上の方に衝立のように大きな岩が見えてきた。

     
ここが取り付き点    廃作業小屋    奥に岩が聳える

 岩の直下まで来ると、左の巻き道に付いた赤テープと、半分に欠けた道標が掛かっているルートに分かれる。岩を縫って高度を上げる道標コースが正解と考えこちらを登る。それにしても欠けた道標の上半分が気になるところだ。二文字目は龍だと思うが一文字目は馬でないことは明らかのようだ。自分が知るこの先にある初めのピークは猿岩なのだが。
 ルートは等高線の混み具合を見ていただくと解るが、時折岩混じりの胸突き八丁。今日は先が長いのでセーブしながら登っていくも、いきなり息が上がってくる。踏み跡は顕著で迷うようなことは無い。

     
岩肌が剥き出しに    何岩なんだろう    真新しいトラロープが下がる

 みるみる高度を稼ぎ、時折振り向くと西側の景色が広がってくる。笹目倉から鶏鳴山への美しい稜線の上に男体山が鎮座する姿、奥には白根山が白く輝くこの景色は宇都宮近郊の山からの定番眺望だ。
 途中に小さなピークのような所があったが、此処が割れた道標にあった岩峰の頂上だったのか、山名板も何もかかっていなかったので不明である。
 更にひと登りすると猿岩へ到着。三年前に赤岩山に登った時にこの猿岩までは歩いているが、その時に西の鉄塔の方から登ってきたという人に出会った。今回は自分もそのコースを辿ってきたのだ。

 赤岩山主稜線は小さな岩のピーク超えの連続である。予報では風は強く無い筈だったが、いきなり強い風が稜線を吹き抜け始めた。急登の汗も引いてきたのでザックにしまっておいたダウンを思わず羽織る。

 ここでちょっと不具合発生!

 というと大袈裟だが、実はここ数年自分も世間の人並みに「花粉症」とやらが春に発症するようになっていた。重症ではないのだが春先は鼻がむずむずするのだ。山歩きを好む者にとって花粉症は手痛い病気。病は気からでは無いが、努めて「自分は花粉症では無い。ただちょっと鼻水が出るだけ」と暗示をかけまくって薬も使わず今までやり過ごしてきたのだ。
 実は今年も数日前から鼻に異変を感じていたのだが、どうやらこの稜線に到着した途端に鼻水が炸裂。登りは頭が上を向いてるから良いのだが下りは汗の滴るが如く鼻水が垂れる始末。幸いにして先程から山域にハイカーの気配も無し、御岳山あたりまではティッシュの鼻栓をして歩くべし。

     
   猿岩    岩のピーク超えの始まり

 いくつもの岩を越えていく岩稜は南側の景色がすこぶる良好。歩いているうちに風も収まりダウンをザックにしまう。これで鼻水が治まれば最高なんだけどね(笑)

     
   篭岩    ハングライダー着陸地点

 鋭く毅立する岩をいくつも見送りながら、やがて赤岩山へ到着。高原山を真正面に捉えることの出来る眺望に観音寺山(猪倉城趾)が横たわり、その先に先般歩いた高知山などが見える。

     
   赤岩山   

 寂れたハングライダーの離陸点跡地からは正面に古賀志山が見える。地形の関係なのか、成る程下から風が吹き上げてきているのでハングライダーやパラグライダーにはここは適しているのかもしれない。
 それにしても今日の風は暖かいを通り越して少し暑い位だ。山登りは立ち止まれば寒いくらいのほうが調子の良い自分なので、胸元を開けて風を取り入れるなど体温調節に腐心する。嗚呼それにも増してこの鼻水が・・・(^^;

     
ハングライダー発進跡地から古賀志山方面    ここは巻き道がある    程よい緊張感の岩尾根

赤岩山を振り返る

 鼻水も流石に岩場超えをしている時は気にならいもの。やはり病は気からと自分にうそぶきながら進む。御岳山へあと少しという辺りで後続に今日初めてのハイカーの気配を感じる。

 御岳は先着のシルバーハイカーのグループが談笑中であった。ティッシュの鼻栓を素早く抜き去った自分も端のベンチに腰を下ろす。やがて後続の単独者も到着し、山頂に収まる。

 一息入れて先を急ぐ道すがら、沢山の人達が憩う古賀志山山頂。流石人気の山である。

     
      人々が憩う古賀志山

御岳山より本日の縦走路後半

 富士見峠から登ってくるシルバーエイジの人達多数とすれ違う。この時間に登って、下山すると丁度半日コースで良いのだろう。それにしてもみなさん結構一杯一杯で登っているように見受けれるが、いざ我が身を振り返るに果たしてあの年齢まで山に登り続けることが出来るかどうか、いささか羨ましくもあるものだ。

 富士見峠より少し北進すると最近有名になった伐採地である。稜線を外して伐採地に付いたトレースを進むとなかなか景色は良いが土が剥き出しなのは流石に悲しいものがある。御岳山で撮影した上の写真でも分かるように、下の方まで広く山が崩壊しているのが見て取れる。

 中尾根分岐まで来ると、交差するハイカーの数も多く、更に先に見える559mPは沢山の人達で賑わっている模様。

     
富士見峠北側の伐採地    砂礫ならアルペンムードなのだが    崩落で丸裸のピーク地
     
この先進むルート    こちらも痛々しい    559mPは沢山の声で賑わっているようだ

 途中、左手に見える谷に向かった伐採地も行く手が丸見えになっており、踏み跡が下へ伸びている。古賀志山フリークのハイカーの格好の新ルート開拓の餌食になっているのだろう。

 559mP手前の急登に息せき切りながら、やがていつもの静かな鞍掛尾根に落ち着く。ピーク超えにいささか足取りも重くなってきたが、自分の鞍掛尾根のお気に入りポイントである540mPで休憩と決めていた。

 540mPはいつもの好眺望で迎えてくれたが、いかんせん日差しが強くて食事をするには少し辛い。東へ少し降りた箇所におあつらえ向きの岩のテラスがあるのを知っているのでそこへ移動。思えば今年の初日の出はやはりこの岩でコーヒーを沸かして迎えたものだ。二人も座れば一杯になってしまうような狭い岩だが、勝手にマイテラスと命名したくなるような景色の良い岩棚である。

     
こちらも伐採で丸見えになった谷筋、踏み跡が下へ伸びている    鞍掛尾根に落ち着く    540mP脇のマイテラス岩

 食事の後は本日のコースの核心部、鞍掛尾根から444mPへ向かうルート。手始めの手岡方面への下りが待っている。
 手岡方面への分岐は以前は古くて小さな道標が掲げられていたが、今は歩く人も無いらしく撤去されてしまった。それでも場所は以前から知っていたし、木の幹に刻み込まれた「手岡」の文字で解る。

 出だしは若干心許ないが踏み跡は確かにある。辿っていくと自然林から植林帯へとトラバースし続け、やがて尾根へと導かれた。尾根に到達すれば、先ほどの分岐の心細さから想像出来ないような明るい落葉の稜線がしばらく続く。

     
今や木彫りの道標のみの手岡方面へ    トラバース気味に降りて尾根を探る    落葉の稜線は心地よい

 やがて林相が完全に針葉樹へ変わるが、所々露出する岩が古賀志山ファミリーの一部であることを証明している。これから向かう444mP周辺は赤岩山側から見ると結構な岩稜なのだ。

 途中、伐採地で辺りが急に開ける。コルを挟んで丁度V字型のように伐採されている。

     
   この山域は全て岩で出来ているようだ    383mP手前の伐採地

 ハゲ山の下りと登り。大した標高差ではないが意外に骨が折れる。登り切って振り向くと鞍掛尾根が綿々と続いている。宇都宮側から見ることの多い鞍掛尾根だが、西側からの至近距離でのアングルは希少であろう。

     
振り返って鞍掛尾根を見る    右奥が540mPだろう    444mPに向けて岩超えが出てくる

 444mPに近づくと数箇所岩超えが出てくる。超マイナーコース故勿論整備などされていない。ロープや鎖は皆無だ。一番最後の岩が少し高度感があるが、落ち着いて行けばホールドも多いのでさほど心配も無い。
 最後の岩を登り切った箇所が、四年前に岩崎にある無名五峰を巡った時に昼飯を食べた眺望地である。その時は今回のルートの383mPまで歩いているので、これで岩崎観音方面から鞍掛尾根まで貫通したことになる。

     
ロープは無いので慎重に    幸いにしてホールドは多い    最後の岩を登り切って鞍掛尾根方面

 壊れかけの小さな石祠がある444mPを過ぎる。正面に朝登ってきた猿岩へ続く稜線が見えるので、馬蹄形としてはほぼ一周してきた訳だ。あとは高度を下げるだけなのだが、この最後の区間が実は一番の山場なのだ。最後の気力体力チャージの為、バテた体を地面に放り投げてしばしの休息をとることにした。
 今日は暑さが予感できたので氷入りのテルモスにドリンクを詰めてきたが、まだ水の残量もあるのでテルモスの冷たいドリンクで体を冷やしてしばし鋭気を養う。

     
右手奥から朝登ってきた稜線    444mP    流石にバテた

 降下点は444mPの南西側より岩の切れたところから降下すると山レコの記録にある。上から見てもどのへんに岩があるのか解らないので注意が必要だ。ヤマレコのGPSデータを参考に、ここぞという地点に到達するも、測位誤差が無いとは言えないので安心出来ない。
 少し先の方まで歩いてみると稜線が急に切れ込んで降下していく。地図通りの状況であるし、そちらのほうが踏み跡も濃いような気がする。ただ、植林地や普通の薮とは違って岩の多い地帯故、実績を見ていないルートは避けるべきと判断し、引き返して予定地点から微かな踏み跡を追うことにした。

 ニ~三箇所赤テープがあったが、方向に統一性が無いので全面的に信用出来ない。比較的濃い踏み跡も進路角から大きく外れてトラバースしようとしている。向かうべき方角は斜度がきついので落ち葉で踏み跡は消えかけているが、予定しているコースはあくまで稜線キープ。ここは手堅く方角を合わせて進むべし。しばし下り幾らか斜度が緩んだ頃、上を見ると結果的に岩の合間を縫ってうまく降りてこられたようだ。

     
目印も無いが間違いなく此処が降下開始点    踏跡も微かだが方角を外すまい    岩の合間を縫うように降りてきた

 やがて尾根を正確に捉えることが出来るようになると再び踏み跡も濃くなってくる。馬蹄形縦走の本来のルートがここであるかどうかは不明だが、後半の歩きやすさと踏み跡の濃さを見るとあながち不正解とも言い切れない。ただ、軌跡を改めて眺めてみると、実は444mPの稜線から降下するときに少し行き過ぎた先の急降下をそのまま行けば、もっと綺麗な馬蹄形になったのではないかという些末な反省点を残した。これは本来の馬蹄形縦走がどうのこうのという古賀志山愛好家的(自分は古賀志山フリークでは無い)目線の話ではなく、地形図歩きを好む一登山者としての意見であることを付け加えておこう。

     
尾根を捉えると後は穏やか    林道が見えてきた    こう降りてきた
  
   ゴール!

概略コースタイム
駐車地発(07:48)-廃作業小屋(07:57)-割れた道標(08:11)-猿岩(08:26)-
篭岩(08:40)-赤岩山(09:01)-御岳(09:59)-古賀志山(10:16)-富士見峠(10:24)-
559mP脇(10:49)-540mP(11:17)-昼食休憩-行動再開(11:52)-手岡分岐(12:01)-
383mP(12:26)-444mP(13:20)-下降開始(13:27)-林道接合(13:52)-駐車地着(13:57)

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コメント (12)

こんばんは。
相変わらず読み応えのあるレポに感動です。一緒に歩いてる感覚!
○龍岩→駕籠岩(かごいわ)かと思いますがどうでしょうか?
早朝から歩かれて約6時間も一人で歩かれるとはケン坊には
想像も実践も出来ない芸当です>悲<
地図が読めてコンパスが使えるって凄いことなんですよね。
(使えないケン坊からすると神様に見えます)
森林公園から鞍掛山経由して、古賀志山を一周すると10時間
以上も掛かると聞いたことがありましたが本当ですね。
まっちゃんでさえも、約半分で6時間ですからね...
ところで、まっちゃんも花粉症かも知れませんね。ケン坊たちの
仲間入り?
ケン坊も昨日・今日で今年も完全に発症してしまいました。
クシャミと目のかゆみに負けそうです。

Non:

 こんばんは。お母様のこと、ご心配でしたね。順調に回復なさることをお祈りいたします。

 改めて自分の記録を見てみたら、383mP付近から支尾根を下りて林道へ… う~~ん、
383mP~鞍掛尾根、その当時に歩きたかったのを、つくづくと思い出しました!
 さすがに馬蹄形をひとりで、というのは考えられないので、まっちゃんさんの駐車地付近
から岩崎尾根(勝手な呼び名)を登り出して、富士見峠を使って林道に降りてしまう…
という楽なコース取りもありかな、と思いました。
 それに「振り返って鞍掛尾根を見る」の景色、しみじみと良いものですね。遠いけど(^^;)

 また、赤岩山から西~北西は、全くの手付かずなので、この辺への興味が再び…
この周辺に岩場が多いのが分かっているので、無理に北斜面を選択することはないですが、
また折を見て、出かけたいです。

リンゴ:

古賀志山の馬蹄形縦走、軌跡を見る限り完璧に見えますが、それでも尚些細な反省点を挙げる辺りは流石だなと思いました。
前半と後半の岩尾根通過が難儀しそうですね。
自分の場合、その辺は避けて通るタイプなので・・・(^_^;)
鞍掛尾根、ボチボチ歩こうかなと考えています。

こんにちは^^
難度の高いコース、お疲れ様でした~~~しかし、、、
二股山のキレットですら、怖くて避けてしまう亀家には
到底ムリな岩尾根が続いてるように、思われます。
まっちゃんの「マイテラス」で、コーヒーブレイクしたいけど、、、、
亀三郎は、亀三郎の??「マイテラス」を
どこか別の場所に見つけたいと思います(汗)
それはそうと
9日だったら、山で展望が楽しめたのですね
私、、、10日に出かけたので、、、結論から言うと
「黄砂を浴びながらの山歩き」になってしまいました。
覚悟して行ったのですが
その覚悟以上の「黄色い世界」??が、待っていたのでした(笑)

まっちゃん:

ケン坊さん、こんばんは。

○龍岩→駕籠岩

ビンゴ!ですね。想像力貧弱な自分は思いつきませんでした。
胸のつかえが取れたようで感謝感激雨あられです。

猿岩から赤岩山へ取り付き、鞍掛尾根から鞍掛山。北進して半蔵山を超え日光街道に到達という山行記録を見たことがありますが、憧れはするもののとても自分の体力じゃ無理無理。
単独だと途中で心が折れそうです(^^;

花粉症はですね~
相変わらず「じゃないじゃない」って強がってますが、

たまたま昨日の日曜日、
ケン坊さんご紹介の元気アップ村で赤のちゃんぽん緑のちゃんぽんを食した後、
裏手の公園を散策中に突然一帯にわかにかき曇り辻立ちのような豪風猛狂い、
気がつけば眼球充血くしゃみ連発、鼻水じゅるじゅるの自分がおりました。
土曜の山行でやられていた所にとどめを刺された格好でしたが、頑として薬を飲まず(実は買うだけ買ったのですが)今日は小康状態。
なんとか乗り切らんと屁のつっぱりは続いております。

まっちゃん:

Nonさん、こんばんは。

母親の事、お気遣いいただきありがとうございます。
圧迫骨折で寝起きがままならず入院となりましたが、コルセットを作ったり体質にあった投薬、毎日のリハビリでわずか一週間足らずで回復してきました。
周りの心配をよそに、病院で元気に歩きまわっているところを見ると他の患者さんに申し訳ないようで「病人なんだから少しは大人しくして」と言いたい気分。まぁ年寄りが元気なのは何よりですが。
本人は痛みも去って、既に退屈感だけになっているので早く退院したがってますが大事をとってあと一週間の入院です。

383mPから鞍掛尾根間は、地図で見るとなんてことは無い距離なんですが、いざ現地で見ると果たしてこの間にルートがあるのかと感じるものがあります。
鋭敏な尾根があれば尾根から落下傘降下も気楽なのですが、ここは初めの70~80mの高度下げがいささか直線的なので少し難しい感じがしました。

赤岩山の岩稜は景色がよくてお勧めですよ。
これからの時期は暑くなってしまいますが、冬場なら日溜まり稜線ハイクが楽しめます。
苦手な人はともかく、岩はさほど危険な箇所はありません。Nonさんならむしろ変化を楽しめるコースになること間違い無しです。

まっちゃん:

リンゴさん、こんばんは。

Nonさんへのコメントでも書きましたが、赤岩山の岩稜帯は注意すればさほど危険はありません。

自分が経験した古賀志山界隈の岩場での難しさを並べると、


中尾根の最初の岩場(最強) > 東稜見晴直下の岩場 > 弁当岩 > 赤岩山岩稜

終盤に歩いた444mP手前の岩はほぼ赤岩山岩稜レベルですが、手付かず感でちょっと難易度高といったところでしょうか。

赤岩山岩稜は景色の良さでは折り紙付き。お勧めコースです。

まっちゃん:

亀三郎さん、こんばんは。

マイテラスの場所ですが、車を置く場所を工夫するとわずか30分足らずで到達可能な穴場です。
鞍掛尾根の一部だけを歩くコースなんてのもアリだと思います。機会がありましたらお運びください。
北尾根から周回して540mP、ここから東の林道に降りるミニ周回なんてコース組みも可能です。
オプションで薮のあり無しも選択可。ご用命頂ければ、安全かつ、道標の無いひと味違った山歩きをご案内いたします。

9日は自分も山中で花粉にヤラレてました。
立ち止まって休憩していると谷のほうから杉の木立の間を、まるで生き物のようにじわーっと黄色い気体がよじ登ってくる。森林の中だから黄砂じゃないと思います。

「あぁ、これが花粉なんだな」と実感。
そんな所に居れば鼻水ポタポタで済んだのが上のクチですが、翌10日には寒冷前線通過に伴う嵐に鉄槌を振り下ろされたようなダメージを喰らいました。
部屋から一歩も出なきゃヤラれることも無いのでしょうけど、アウトドア好きの悲しい性です(爆)

『業務連絡』
昨日、東京ビッグサイトに行ったのですが
タブレット、、、使ってるひと、、、多かったっす!!
あ、、、
ちなみに、この連絡は、、、
何の意味もありませんです・・・すいませんね、、、
こちらのブログの容量減らしてしまって・・・(滝汗)

まっちゃん:

亀三郎さん、おはようございます。

どこでもネットはなかなか快適です。
文字入力は精進あるのみのようです(´;ω;`)

容量の件はお気遣いなく。
サーバーを間借りしてますので、コメントの洪水もOKですよ〜

DIY:

こんにちわ
DIYと言います。

初めての上 遅レスです。

以前 城山周回を(勝手に)参考にさせていただきました。
ヤマレコにDIY名のHNで山行記録をアップさせたいただき、その中ではお礼を、これまた勝手にしています。

馬蹄形周回お疲れ様でした。

参考までに、、、、
P444から西方に尾根末端まで歩くと、腰掛岩というのがあり、すこぶる展望良好です。
そこから踏跡を降りると、まさしく「駐車地」にドンピシャで出てきます。

また、参考にさせていただきます。

まっちゃん:

DIYさん、こんばんは。はじめまして。

ヤマレコのほう、拝見いたしました。
同じような所を歩いている方が居ると楽しいものですね。

馬蹄形はやはり444Pからの先があったのですね。
赤テープと軽い踏み跡、そしてヤマレコの記録に負けて降りてしまいましたが、やはり軌跡の形をみるとスッキリ感が無くって(笑)

今度、欠けた部分だけでも歩き足してこようと思っています。
情報ありがとうございました。

これからもよろしくお願いします。

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