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2006年05月 アーカイブ


2006年05月21日

春の粕尾峠

  

自宅-粕尾峠-足尾-いろは坂-半月山展望台-いろは坂-自宅
約160km、4時間。

新緑がまぶしい。

目に青葉山ホトトギス初ガツオ

あ、カツオの刺身食べたいですね。

カツオの刺身はおいといて、・・・
燃えるような紅葉という表現はありますが、これはなんと表現したら良いのでしょう。
みずみずしい緑。萌えるような緑?
萌えるってなんか別な方向性が・・・(汗)

でも辞書引くと正しい日本語なんですよ。本来。
「萌える」っていうのは緑の芽吹きを現すそうです。

実は、今回初めて中禅寺湖東岸を南下して半月山展望台に行きました。
いやぁなかなか良い眺めですね。なんで今まで行かなかったんだろうって思いましたよ。

実は、その2
GSXで初めてのいろは坂でしたが、素性が良いバイク+強大なトルクでまったく危なげなく登ることができました。
帰り(下り)は、やはり内側小回りの時ちょっと神経使いますが、まぁあれだけ車重があるんだからしょうがないですね。

帰路は今市周辺の杉並木で観光バス軍団に通せんぼされ、ちょっと左手(クラッチレバー)が疲れましたが、まずは快適なツーリングでした。

2006年05月06日

初メンテナンス

  

バイク購入後初めてメンテナンスの真似事を自力でトライ。
チェーンの汚れ落としとグリスアップ、それとチェーン張り。

センタースタンドが付いてると、下回りの洗車や今回のようなチェーンメンテは非常に楽に行えます。リプレースマフラーでメインスタンド不可だったり、重量の問題、コーナーで接地するなどの理由で取り外す人は多いようですが、私はこの便利さは捨てがたい。メンテスタンド購入というのも手かも知れませんが、脱着が結構難しい等考えればやはりメインスタンドにはかなわないでしょう。

さてさて、今日はそんな事より、GSX1400のリヤアクスルナットのお話。
バイク屋でチェーン張りお幾らと尋ねれば、「1600円」とか。
をぃをぃ随分高いんじゃないの。これは自分でやるしかないでしょうと。

で、問題なのがリヤのアクスルナットのデカさ。

なんと、経が36mmですよ。36mm。

そんなデカイ奴を回す工具なんてあるんかいなと思って近間のホームセンターに行ってもいいとこ32mmとまり。それもメガネレンチで9千円-1万円もしちゃう。

しばらくは違った地域のホームセンターの近くを通りかかった際にちょっと覗いてはみたもののどこも同じでした。で、宇都宮近辺でもBigなホームセンター、ジョイフル○田に行くと、ありましたよ、12.7mmsq差し込みのソケットが。
{ちなみに上の写真左は10mm,24mm,36mmです。36mm以外は9.5差込}

ソケットだけで¥2,300也。12.7mmsqのトルクレンチを持っていなかったのでスエカゲの安物と合わせて五千円弱のお買い物。まぁチェーン張り4回ショップで頼めば元は取れるからよしとするか。

ちなみに写真右は、9.5mmsqのトルクレンチと12.7mmsqのトルクレンチを並べたところ。36mmのソケットをトルクレンチに装着した時の一体重量は約1.6Kgとズシリと手応えがあります。

で、作業結果ですが、10KGS弱で丁度ナットがゆるんで一安心。
締めつけも規定でこれまた安心。
まぁ自己満足ですがね(^_^)

2006年05月05日

会津の旅

連休に1日フリーな日が出来たので待望のロングツーリングを敢行しました。

コース概略
 会津田島-舟鼻峠-会津柳津-喜多方-五色沼-猪苗代湖-湖南経由-羽鳥湖

朝6時起床。いつもと同じように食パンをほおばり、支度を済ませ6時40分にいざ出発。
行きつけのスタンド(セルフ)でGSXも満腹にして宇都宮北道路を暖気運転も兼ねて軽く流す。朝のこの時間でもすっかり寒く無くなった。バイク乗りにはいい季節である。
北道路とR119の合流点で、丁寧にレストアされた都内ナンバーの250ccのデュアルパーパス車(恐らく20年以上前のバイク)としばしR119を併走。
彼は日光方面へ、私は鬼怒川へ向け進路を別にする。

走り慣れた道を鬼怒川温泉、川治温泉へと進む。
通過箇所の気温についてはよく調べたておいたので、春向き軽装では山間部がきついと思い、上は冬用ジャケット、インナーは薄手1枚、寒さしのぎ用に厚手を1枚携行、下はももひき+Gパンのいでたちである。
川治温泉を過ぎたあたりからにわかに気温が下がり始めた。
三依の集落を抜けR400と合流するあたりになると、桜の木も未だつぼみが多い。恐らく宇都宮市内とは1ヶ月程気候がずれているのではないだろうか。

田島の道の駅にて1回目の休憩だ。
上着を1枚重ねようと途中考えていたが、丁度気温が上がり始めたのだろうか、幾分暖かさが戻ってきた。
流石に指先は少し冷たいので、やはり持参の雨用グローブを装着することに。
グローブは春秋用の薄手にての出発だったが、まだ早春の山路には少し早かったかな。
ちなみに雨用グローブは、防水性もさることながらちょっとした保温性もあるので、今回のような場合にはなかなか重宝する。

道の駅を立ち会津田島へ到着。
R121を左折して程なくR400へ分け入る。めざすは今日の第一目標「舟鼻峠」である。
R400の最初のアプローチはこれぞ3桁国道と言わんばかりの狭小路であり、これが延々続くのかと少しびっくりしたが、すぐによく整備された道路が出現。

舟鼻峠は会津下郷から来る道が途中R400となり舟鼻トンネルとなっている。今回のルートである田島側からは直接このトンネルにアクセスすることは出来ないが、現在接合部分を工事中であり、近々開通しそうな模様。そのあかつきには旧道である「舟鼻峠」はやがて通る者も少なくなり、整備もされぬまま通行禁止へと朽ちていくのであろう。

役割を今まさに終えようとする「舟鼻峠」。雪深い里に確かな道筋を築いてきたその急峻な上り坂を一つ、また一つと越えていく。
路面の所々に山肌の根雪が解け出している箇所が増えてきた。雪壁、というほどではないが根深く残る雪塊を見るにつけ冬の豪雪期に思いを馳せる。

  
昭和村に入る手前で一旦R401へ折れ、更に交通の閑散としたK32へと進む。
丁度K32の分岐点で撮影したこの写真を見て貰っても解る通り、道にこそ雪は無いが田畑はまだ根雪がぎっしりである。それでも随分と少なくなったのだろう。
  

途中幾つかの小さな集落を通り過ぎ、西山地区にさしかかる。
ここには珍しい地熱発電所や西山温泉があるが、なかなかのんびりした佇まいに思わずバイクを止めて一休み。時計を見るとなんとまだ10時前。今から喜多方まで走ってもまだ昼飯にはちょっと早いかなぁと地図を眺める。結局初志貫徹でそのままR252を目指したら、途中で一カ所道を間違えて三島地区へ。怪我の功名なるかな、見事時間調整。

後続車、対向車のまったく無い地区をひた走ってきたせいか、しばらくは人肌懐かしく大きな国道(比較論?)をGWの行楽車と共に走る。
程なく、更に大きなR49に合流。さすがは日本海と太平洋を結ぶ幹線だ。磐越道のある今なお、地域の暮らしや経済を支えてやむないR49は、ひときわ明るく広々と感じられた。

R49の左手には磐梯山を臨む。堂々としたその山肌と、遠く右手奥に会津盆地を眺めながら爽快な気分で走行することしばし。景色も良いし・・・あ、やはり下界はちょっと暑いかな。ジャケットの襟口をちょっと開けながら会津の春風を体にはらませる。

R49が右手に大きく湾曲して会津若松を目指そうとする直前、K33へと直進すると益々磐梯山の威容が近づいてきた。第二目的地の喜多方まであと僅かである。R121に入り喜多方へ向けて北上する。
いつも思うのだが、我々の生活道路としての日光街道(R121)は福島県下郷町でR118と合流し、その後忽然と会津若松市内よりR121は出現する。他にも似たようなケースは多そうだが、道は面白い。・・・まぁ単に道路行政のいたずらに過ぎないのだろうが。

ちょっとした渋滞に揉まれた後、塩川を通り過ぎ、喜多方の郊外にある今日の昼食をいただく喜多方ラーメンの店、「まつり亭」に到着。

喜多方自体訪れたのが今回が初めて。ましてや、はずせないラーメン屋など知る由もなく、ネットで検索してたまたまわかりやすい場所にあったというだけの不純な選択動機ではあったが、味はなかなかのもの。ネギラーメンを注文したが、しっかりした味わいのスープに太い麺。そして何よりも肉嫌いの私にも美味しくいただけたよく味付けされたチャーシュー。
まだ、昼の12時前というのに店内は完全にお客さんで埋め尽くされている。他にも有名ラーメン店がひしめいているというのに、流石ラーメンの街喜多方である。

ラーメンを食べて益々暖かくなった体に冬用ジャケットが少し辛い。じっとり滲む汗を我慢して、R459を五色沼方面へと標高を上げていくと、ついさっきまでが嘘のようにまた路側に根雪がちらほら。快適なワインデイングを過ぎ、檜原湖畔が見えると程なく道の駅裏磐梯へ到着。

バイクも数台止まっている。見ると片手にアイスのライダーさん達が。
ツーリング中一回ははずせない(笑)アイスを今日はここで頂きましょう。
田舎の道の駅ではありがちな蕎麦のアイスだが、普通のやつと少し違うやつ(名前失念!)の2種類あり、普通じゃない方を注文。なかなか美味。

家への土産を買い、ほぼ折り返し地点であるこの場所から再びバイクを走らせる。
R459を南下し猪苗代湖を目指す。途中で1カ所予定のポイントを曲がりそびれたが、目的の道とほぼ併走していることを事前に知っていた故にあえて古い道を楽しみながらもあっという間にR49へ。猪苗代湖との出会いである。

猪苗代湖を見るのは実に20数年ぶり。ほぼ私のバイクブランク期間に等しい。この地に来たのはスキーを含めて車で幾度かあれどバイクでは初めて。

R49が猪苗代湖と離れようとする上戸の交差点をK9へと右折する。
交差点を過ぎ湖面を右に臨んだ瞬間、サーっと冷たい風が吹いてきた。まるで夏の暑い盛りに冷凍庫の冷気を胸元に感じるようなあの冷気。
どうやら湖面から特定の方向にのみ風が吹いているようだ。自然とはかくも興味深いものである。バイクに乗っていなかったら絶対に解らなかった事を体験してちょっぴり感動する。これだからバイク乗りはやめられない。

猪苗代湖の東側をぐるりと廻るようにして南の果てまで走ると、同じく湖の西側よりやってくるR294と出会う。
白河に向けて走るR294は終始快適なツーリング路であるが、今回は直接白河へ向かわず、ちょっと脇道へそれ、R118を使い羽鳥湖へ立ち寄ることにする。

R118はそのまま西へ進めば田島の北東方面の会津湯野上温泉あたりへ到達出来る。次回はこの辺のコースも是非走ってみたいものだ。


羽鳥ダムで写真を撮り、湖沿いをK37で辿っていくと、唯一賑やかな「羽鳥湖高原レジーナの森」入り口近辺の休憩場で一休み。
物産店があり、山菜の天ぷら盛り合わせに思わず目が釘付け。残念な事に一人で食べきれる量でもないし、持ち帰るにしてはちょっと難しそうなので断念。缶コーヒーで休憩していると、先客の原付二種ツーリングのライダー達が自慢の愛車から甲高い音を立てながら出発していく光景も。

ツーリングも殆ど終わりである。白河までの淡々とした道のりを経て、久しぶりに大都会?のR4を白河ICへ向けて走る。燃費の良いGSXといえどもこの時点で300Km以上走っている。念の為8L程給油してから高速へ乗り入れる。
矢板IC手前で渋滞が始まるのは行楽シーズンのお約束。すり抜けするのは好きじゃないんで矢板ICで高速を降り、いつもの慣れ親しんだ道で自宅を目指す。

本日の走行:約410Km 休憩含めて約10時間半

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