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2007年02月 アーカイブ


2007年02月25日

かまど倉はどこかいな

  

今日は娘も一緒に行くということでかまど倉(557m)へ張り切って出発したのですが、途中見事に道を間違え敗退しました。

かまど倉は地形図に山名が記載されていませんが「栃木の山140」にも紹介されており、比較的登山者も多いという事で出かけたのですが、ガイドブックやWeb情報と若干の食い違いがあり安全の為途中で引き返して来ました。

おりしも今日と明日の2日間、東京で受験真っ最中の息子。願かけ登山故、途中棄権は縁起が悪いと思い帰りに多気山へ登り三角点を踏んで、下山途中にお賽銭を投げてきました。

上の写真。
恨めしや、向こうの鉄塔の下が正しいルートだったんだよね(;_;)
{222号鉄塔より221号鉄塔を望む}

2007年02月18日

ウルトリウム

 今日は久々の雨の日曜日。自宅軟禁状態で暇です。そこで、このブログでは珍しいコンピュータネタをお一つ。

 会社で新しいサーバー機を導入したのですが、最近のハードディスク容量の巨大化に対応すべく、巷ではバックアップ用の媒体も大容量タイプにシフトしている模様。

 で、今回のサーバー機のバックアップドライブは「Ultrium」(ウルトリウムと読むらしい)。
1巻で200GBの容量だそうです。40GBもの大容量が一回で扱えるDATを使い始めた時は、随分楽になったと思っていたら今回は一挙に5倍量になっちゃいました。コンピュータの部品はいまだ倍々ゲームが健在のようです。

 試しにインストール直後のWindowsServer2003+少々のサーバーアプリで4GB程度のHDDをバックアップしたところ10分かからずに終了です。結構早いなぁ。

    

(写真左)
職場で使っている手持ち媒体を並べてみました。真ん中に鎮座するのがUltriumです。
(写真中)
こちらは厚みの比較。左からDAT、Ultrium、MO
(写真右)
Ultriumのパッケージ外観。SONYとHP。HPはきっとどこかのOEM。

  


(写真左)サーバーのドライブ機構の中をちょいと拝見。VHSのデッキみたいだ
(写真右)Ultrium媒体をセットした様子

2007年02月12日

久々の午後から散歩

  

そろそろバイクに乗らないと乗り方を忘れてしまいそう(んなわけ無いか)なので、午後からちょろっと乗って来ました。

この季節、いくら暖冬とはいえ山間部はちょっと遠慮した方が良さそうなので行き先を思案するも、にわかに思いつかず。
ハタと膝を打ったのが、

「里山登りの登山口確認巡りをしよう」

と、まことしやかに、理にかなったような、ホントはただ単に前から計画していた事を実行したまでですが(^^;

GPSでしっかりポイントも記録したし、車を駐めるところも確認したし。
これで城山のような失敗は無いのさ。
どことどこを巡ったというのはネタばらしになっちゃうんで今回は秘密!

3時間ちょいで約100km程うろうろしてきましたが、ホント暖かいですね。
例年この時期のバイクお出かけはインナーグローブを付けていても指先の感覚が無くなってくるものですが、今日は全然平気。完全に3月中旬位の陽気です。

山も良いですが、やはりバイクも最高!
暖かくなったらまたロングツーリングに出かけたいものです。

(写真左)なんでまだ1月モードなんでしょね。この神社は?撮影は確かに今日です

2007年02月11日

まだまだ続く里山巡り

今日も昼飯を挟んで数時間散歩をしてきました。

本日のお山は城山(しろやま)(443m)

「栃木の山140」では扱っていないものの、いくつかのネット情報を頼りに安全を確認しての登山になります。

ところがどっこい、最近新しく出来たばかりの林道と旧林道に騙されてスタートからちょっと厳しい状況になりましたが・・・

    

(写真左)
今回、ネット情報で取り付き地へのアプローチである林道への入り口。実はこんなところから登らなくとも・・・というのは後で気が付いたのですが。

(写真中)
出来たばかりなんですね。それにしても緊急整備事業とは如何に?道はやたら綺麗だったけど通っている人は皆無。

(写真右)
路側に車を止めて、取り付きは藪こぎ数十メートルという事前情報通りで藪に突入しました。
伐採の作業道をいくつか通り過ぎながらもほぼ直登状態が約10分位続きます。


    

(写真左)
こんな感じの作業道が何本もありました。このまま山を巻いて高度を上げてくれるならよいのですが、ただ単純に周回しているような雰囲気なので、また山腹を直登します。
やがて尾根筋のしっかり踏み固められた登山道に出会うことが出来てホッとします。

(写真中)
樹間からまぶしいばかりの日差しが届いてきました。山頂はもうすぐ。

(写真右)
順不同ですが、先に昼飯の様子です。(今日は味噌ラーメンです)
土台が少しぐらぐらしてましたが、ベンチもありました。

山頂付近は意外に広く開けており、南東に向けて木が切られている為思いのほか景色は良好です。
それまで鬱蒼とした林の中を、初めのうちは藪こぎ直登で少々心細くなっていただけに、山頂直前でパッと開けたこの眺望は本当に気持ちの良いものでした。
反対側(北西)は木立に邪魔されています。


    

(写真左)
城跡だったので、「城山」なんですね。地名の由来である板橋藩というのがあったそうです。

(写真右)
古賀志山連峰の北面を望む


    

(写真左)
正面奥は鞍掛山。

(写真中)
右手奥に二股山の特徴的な山容が見えます。その右側は川北山とかまど倉かな?

(写真右)
右奥は石尊山?(おそらく)


    

食事を終えた頃から急に風が強くなってきました。天気予報通りですね。風がとても冷たく、登りで暖まった体も一気に冷えてきたので、好眺望を後にして下山することにします。
山頂より南側に向けて道が続いており、地図で見ると359mピーク方面に何かありそうでしたが、取りあえず今日はこのまま帰ることにして来た道を下って行きます。

先ほど藪こぎから登山道に合流した地点に戻って来ましたが、ここは素直に踏み固められた道を選びます。

(写真左)
鳥居が出現。

(写真中)
石祠が二つ並んでいます。石の刻み文字を見てみると一つは昭和三十七年となっていました。もう一つは不明。


    

約10分程であっという間に車道に到着。車を置いた地点より少し離れていますが、どうやらこちらが本来の登山道だったようです。先ほどの『川口浩探検隊』ばりの藪こぎ直登は一体なんだったんだ。

(写真左)
本来の登山道入り口。ちゃんと整備されてます。

(写真中)
地図と道標もしっかりありました。

(写真右)
いろいろとコースがあるようです。次回は始めにこのコース図を見てからじっくり周りたいものです。

なお、図面上の林道は今は廃道っぽいような感じで(地図上は存在する)、今回車を止めた新林道は一回り日光線より側に存在しています。
私が登りで辿ったルートは、おそらく金山ノ沢近辺から取り付き、山腹を横断して羽黒山(山祠があった所)と山頂の鞍部へ到達といった感じです。


  

(写真左)
車を置いた所へ戻る途中にゲートボール場有り。ここに車を置いて説明図のコースで登るのが無難なようです。複数コースのどこを辿っても大体この辺に戻ってきます。

(写真右)
下板橋の集落から城山を望む


概略コースタイム
11:20取り付き開始-12:05山頂着-12:40山頂発-13:00登山道入口着-13:08駐車ポイント着

2007年02月06日

古賀志山鎮火

5日未明、火災が発生していた古賀志山が6日夕方ようやく鎮火した模様で、7日は自衛隊の隊員が入山して状況を確認するそうです。
詳細はこちら

昼休みに会社の屋上から双眼鏡で見ていたら、次々とヘリが飛来して散水している様子がよく見えました。
二昼夜にわたり消火作業にあたられた方々に深く感謝すると共に、山を愛する者の一人として、今後も火の用心・ゴミの持ち帰りなど、一層注意した行動をとるべく思いを新たにしたいと考えます。

2007年02月03日

宇都宮市民なら一度は登ろう!「古賀志山」

300m級の低山でどうにか体が慣れてきたことだし、おさらいとして宇都宮市北西の山並みの雄である古賀志山(こがしやま)(583m)へ挑戦してみたくなりました。

自宅を10時半頃出発し、森林公園駐車場に車を止めると、ほぼ満車状態。サイクリングを愉しむ人、古賀志山を初めとした周辺の山並みに出かける人達のメッカの様相を呈しています。駐車場自体の人影はまばらで皆さんとっくに出発されているようです。

身支度を調え午前11時丁度にスタート!

まずは舗装林道を延々と歩きます。途中山内の道路地図表示板などもあって、流石古賀志山。
・・・実はあとで解ったのですがここで道を間違えてしまい当初の予定の逆コースを行ってしまうのでした。


下山時に撮影しました。一番初めにある指導標がこれじゃねぇ。しっかり直して下さい>宇都宮市さん


「古賀志山あたりは指導標もバッチリ整備されているのでまず安心だろう」というのが実は大きな誤りでした。舗装林道をどこまで登っても登山口が見あたりません。時折見える山稜やGPSが指し示す方角は間違っていないような気がするのだけど・・・
先ほどから下山者も何人か通過しているし、ままよとそのまま進むことに。

緩い登りを連続で30分程歩き、うっすら汗が滲んできたころやっと指導標発見。でもまた暫く舗装林道が10分程続いてようやく土を踏みしめ登山開始です。

    

程なく「直登コース」「階段コース」の分岐出現(写真左)

ここは一発頑張って「直登コース」!
な、わけ無いです。体力とスキルは無いんで当然「階段コース」です。

が、「階段コース」も侮りがたし。確かに整備はされているのだけど、後半結構きつくなってきて何度か立ち止まりながら進んで行くと、高校生の登山部の一行が元気に降りてくる。ヘロヘロなのを見られるのもみっともないんで、せめてすれ違う時くらいはとカラ元気で登って行きます。

そのあと同じ高校の女子グループ一行2パーティともすれ違い、カラ元気合計3回発動で疲れました。

やれやれ何とか尾根にたどり着き一安心。
まずは尾根を左に、眺望の良い御岳山に向かいます。
この辺に来ると若干岩場が出現するも、よく見ると岩を巻くコースもあり、無理せずこちらをチョイス。最後の鉄梯子だけは慎重に渡ってやっと着きました御岳山頂上。(写真中)

いやーーーぁ素晴らしい眺め。疲れが吹き飛びます。

鞍掛山、半蔵山、篠井富家連峰(写真右)


    

山名無しの559(m)峰(写真左)
奥日光の山並み(写真中)
赤岩山方面{ハンググライダーが飛んでますね}(写真右)


    

南側眺望、鹿沼方面(写真左)
多気山とその奥に宇都宮方面(写真中)

絶景をおかずに今日もまたカップラーメンをおいしくいただくことができました。

それにしても流石に人の多いこと。それも中高年、というよりも高年者の多いこと。
皆さんとうに還暦は過ぎた感じの方々ばかりで、私なぞ鼻ったれ小僧並の年齢差。
もっとも登山ペースを比べるとにわかに逆転。私が高齢者で皆さん青少年並といった感じでホント圧倒されました。つくづく自分のふがいなさを痛感した次第です(汗)

食事を終えてひとしきり景色も堪能したので尾根へ戻り、程なく古賀志山山頂へ到着。(写真右)
北側の眺望は枝に邪魔されていまいちでしたが、南側は開けています。御岳山と比べてしまうとやはりちょっと地味な感じですが。


    

下山は富士見峠経由で駐車場方面へ(北コース)降りていきます。
ちょっと寄り道をして東稜見晴らし台へ。
こちらからの559(m)峰。鶏頂山、釈迦ヶ岳方面が綺麗に見えますね(写真左)

富士見峠という名なのに眺望が全く無いのは如何に?(写真中)

この後は一部荒れた感じの区間もあり気をつけながら下りていきます。
後ろからペースの速い足音が近づいて来るので振り返って見ると、しっかり白髪の男性。
そういえばこの人、先ほど私がトレッキングポールで慎重に下っていた区間を上気した顔でエライ勢いで登ってきた老人ではありませんか。トンボ返りで降りてきたのかな。今度は岩の多い下山路を飛ぶようにして、むしろ小走りといったほうが正確か。いやはや鍛えている人にはつくづくかなわない。

赤川ダムに注がれる赤川(ホントに赤い:写真右)に出会うとほぼ下山も終了。
駐車場に戻ったのが2時20分頃なので、約3時間20分の山中行でした。
リターンハイカーの最長記録で流石に疲労困憊ですが、さわやかな達成感に包まれた幸せな一日でした。

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  • 里山逍遥
    栃木の山とその周辺の低山を巡る日々「里山逍遥」。もぉ、このタイトル見ただけで直ぐに相互リンクを申し込んでしまいました。新田次郎さんと飲んだことがあるという凄い方です。登山に対するフランクな考え方も共鳴できます。
  • リンゴの叫び!
    季節の移ろいと自然の姿に心惹かれるブログ主さんの記事は、山好きな人ならきっと共感することと思います。自分も長い間隠れファンでしたが、この度相互リンクさせていただきました。
  • 北関東の山歩き
    ご夫婦で仲良く山歩き。栃木県内や宇都宮近郊の山はもとより、HPのタイトル通り北関東の山並みを歩かれているNonさんのサイトです。楽しそうな山行記録を読みながら、「是非自分も歩いて見たい」と思うこと度々。
  • PIAN PIANO.
    バイク仲間であり山仲間のなおさんのブログ。ブログ名のPIAN PIANO.(ピアン ピアーノ)は、イタリア語で「あせらず、ゆっくり」という意味だそうです。

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