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2007年08月 アーカイブ


2007年08月25日

今日の出来事

 涼しいうちにその辺をちょっと一っ走りしてくるかと思っていたら、なんだかんだで10時頃出発。

 ひとまず県民の森へ向かい、ミツモチ山登山口の下見などして塩原へ抜ける。
 塩原へは真っ直ぐ降りるのではなく、新湯温泉へ向かう快適路を行く。途中、大沼園地と新湯富士山のハイキングコース標識をチェック。駐車場も一応併設されているので、新湯富士を歩いた後に新湯温泉で汗を流すというのも乙なコースだろう。

 塩原からは定番のR400、五十里湖経由栗山村。

 今日は前から気になっていた店で蕎麦を食べようと思っていた。取り立てて変わった店でも評判のある店でも無いが、バイクで通るたびに、いつかはここで食べて見たいと思っていた店だった。

 丁度12時にお店に入るとどうやら自分が一番客のようである。シンプルに大もりを頼んで、店の片隅に沢山鎮座している剥製を眺めていると、次から次へと客が現れる。何か不思議な雰囲気が漂う店だ。味の方は典型的な田舎蕎麦だが、すっきりとした味わいで満足。

 日蔭牧場への道を左に見やる。その先の夫婦山や月山もいつか是非訪れてみたいものだ。

 霧降高原に駆け上れば、デザートの牧場ソフトで休憩だ。今日はバイクは少なめ。有料道路が無料開放されてからは一時期随分バイクが多くなったものだが、観光ツーリングの県外ナンバーの比率が高い。県内近場のライダーは暑さに負けて走っていないのかな?

 下りに使うのはもったいない気がするが、元有料道路を使って下山する。六方沢橋から見上げる丸山はガスの上。スキッと視界が良いのは冬場のみかしらん、ちょっと恨めしく思いながらバイクを進める。左手の大山方面は気持ちよさそうなハイキング日和だ。

 ちょっと一っ走りの割には、走行距離160Km。自宅着が2時少し前。まあ4時間だから丁度半日ツーということだ。

 

 今日の走行では、先日カウルの修理をした時に、ついでに補強したGPSの取り付けステー(自作)の仕上がり確認と、4輪用レーダー探知機取り付け方法の模索第一段階。

 GPSステーの方は締め付け箇所を改良して結果は百点満点。見た目がイマイチなのは相変わらずだが、全然OKである。

 レーダー探知機は一応安定して固定はされているものの問題が多い。第一見た目が最悪だ。本当はメーターとカウルの間の隙間に装着したいところだが、取り付け具の自作はかなり難しそうなので、場所は今回の場所で行ってみよう。次回は見た目重視でカウルステーに金属部品を付ける予定。

 ただ、問題は車の通行量が多いところでは肝心のアラームが良く聞き取れない事。田舎道を走っていればヘルメットの中でも結構聞きとれるのだけど。装着している効果は微妙なところか(^^;

     
栗山蕎麦 田中屋    バイクは少なめ    装着例?

 家に帰ると宇都宮ケーブルテレビの工事立ち会い。

 割と早い時期から宇都宮ケーブルの1.5MADSLを使っていた我が家だが、最近ではケーブルネットの2Mタイプの方が料金が安くなってきたので乗り換えをすることにしたのである。

 1.5Mといっても我が家のADSL線はあまり条件が良くないようで、実測500MBも出れば良い方だった。だが今回のケーブルネット。計ってみれば下りが実際に2M、あるいはもうちょっと出ているようなので値段を考えると充分リーズナブルだ。こういった回線は大抵規格値は出ないものなのだが、どうやら帯域をあまり絞っていないようである。でもユーザーとしては吉。
 食堂で頼んだ品がメニューの写真に比べて貧相だと思うことは多いが、出てきたら写真より立派!という感じかな(笑)

 ビックリしたのは家のはす向かいの前の電柱までケーブルテレビの光ファイバーが来ていたことだ。今まで誰も契約していなかったのに通りの電柱から50m以上も線が延びていたとはねぇ。でもお陰でこの線のユーザー一番乗りは我が家となった。

 今回は電柱からのケーブル引き込み工事で約1.5時間ほど要したが、工事費無料、利用料3ヶ月無料ということだ。
 NTTがかつてのISDNの失敗を挽回すべくBフレッツで頑張っているので、負けじとシェア拡大を図っているようである。なにはともあれ、やはりユーザーにはこれまた嬉しいことだ。

  
ネットが今日から新      

2007年08月19日

久々の家族山行

 家内と娘の3人で久々に山へ行く。
山といってもハードなところは避けて涼しい所をチョイスしていき、前日光牧場、横根山(よこねやま){1372m}・井戸湿原となった。

 宇都宮より車を西へ走らせ、粕尾峠にさしかかるとどうも上空の雲が厚い。時折青空がチラと顔を覗かせるので、まぁ何とかなるだろう。

 無事前日光牧場のハイランドロッジに到着し、次々とガスが通過していく中を出発。一旦車道を戻り放牧地脇の山道へ入る。

 道は若干草が茂ってはいるものの、良く整備されていて何の問題も無し。途中、ツツジであろうか、トンネル状になっている箇所がいくつかあり、花の盛んな時期に来たらさぞ素晴らしいだろうと思った。

 道の勾配は緩いが地面が湿っており、空気の湿度もかなり高い。べっとりとまとわりつくような湿気を感じながら登るがまぁまぁだろう。ただ、一つだけ問題が・・・

 虫虫虫。それもアブ。

 虫除けジェルを塗ったので蚊は問題無し。小さな蜂も特に問題なし。トンボは一杯飛んでいるけどこれも風情あってよし。
 ただ、アブだけが油断禁物。一度だけ吸血されかかって慌てて振り落とすも執拗な攻撃。
 虫慣れしていない娘は終始大騒ぎしていた(^^;

 私が子供の頃、祖父の田舎(伊豆大島)で海に泳ぎに行くと、いつも海岸でアブの集中攻撃を受けていた。吸われたところからあちこち血を流していたことが思い出された。なに、海に入ってしまえば塩水で消毒されてしまうもの。あの頃は結構アブ慣れしていたが、さすがに暫くぶりに遭遇すると嫌な奴である。

     
ガスが通り過ぎていく    一旦車道を戻り・・・    横根山までの樹のトンネル

 さほど歩くことも無く横根山山頂へ到着。先ほどからのアブの攻撃が執拗なのと眺望が殆ど無いので、記念写真を撮るのみで急いで井戸湿原へ向かう。

 湿原手前で、シカ除けフェンスを開閉して進む。シカの食害から湿原を守る為とのことだ。湿原を通過し、象の鼻に向かって高度を上げていく途中にもフェンスがあったので、かなり厳重に周囲を囲っているようである。

 湿原は花一杯という感じでは無かったが、そこここにひっそりと咲く花が美しかった。年々水量が縮小しているらしいが、こういった貴重な資産は是非守って行きたいものである。

 湿原の周回コースから道をわけ、象の鼻へ向かう登りを進む。やはりかなりの湿度で、斜度はともかく蒸し暑さが体に堪える。時折家内が呼吸を整える為に、ちょっと立ち止まりながらゆっくりと進んでいく。前回、丸山登山で足を滑らせて購入を決心した家内のトレッキングシューズも調子が良いらしい。何よりである。程なく象の鼻へ到着だ。

     
横根山    井戸湿原    象の鼻

 象の鼻展望台で昼食をとる。先客のハイカーがガスの晴れるの待ち続けていたようだが、とうとう叶わず出発していった。
我々も食事をしながらどうにか・・・とねばっていたが、やはり瞬間明るさが見え隠れするものの日光方面への眺望は望めなかった。まぁ周囲一体が牧場なので開放感があり、そこそこに気持ちが良いので取りあえず満足かな。空気の澄んだ秋~初冬にまた是非歩いて見たいエリアだ。

     
象の鼻展望台    前日光ハイランドロッジ方面    同 左

 象の鼻からは、放牧されている牛を眺めながらのんびりと砂利の林道(一般車通行不可)を歩きハイランドロッジへ戻る。

 ハイランドロッジでは、何やら「歌おう会」のミーティングが開催されている。
ギターとアコーディオン、まるで「山声喫茶」のように自慢の喉を披露する中高年のグループである。
聞けば群馬のほうのグループであり、時々ハイランドロッジを借りてミーティングを行っているらしい。次回は10月とのことだ。
いかにも団塊の世代以上的な顔ぶれと、高原に明るく響く歌声は結構似合っていると思った。

     
象の鼻展望台より    前日光牛?   

概略コースタイム
ハイランドロッジ発(10:25)-横根山(11:14)-井戸湿原(11:30)-象の鼻着(12:11)-昼食-象の鼻発(12:36)-ハイランドロッジ着(13:05)

2007年08月13日

早朝の古賀志山


-- 『e-trex Leggend US版』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成 --

 うだるような連日の猛暑。さすがにこうも暑いと昼間はクーラーの効いた部屋でじっとしていたくなるものだ。
1ヶ月以上も山を歩いていないのですっかり足腰がなまってしまった感があるので、ここらで少しトレーニングを兼ねて涼しい時間に一歩きしてみようと思った。

 どうせ歩くなら本当に早い時間(日の出と共に行動開始)に歩ける所。そんな時間に歩いても有る程度安全な所をと考えた。古賀志山を北登山道から富士見峠へ向かい、山頂は踏まずに559Pを行動の目標点とし、中尾根コースで赤川ダムへ下山というルートを歩くことにした。

 中尾根コースは、前回鞍掛尾根縦走の際に下山ルートとして選択したが、途中から北登山道へのエスケープルートへ引き込まれてしまっている。今回は事前に情報も仕入れ済みなのでリベンジチャレンジである。

 宇都宮地方の日の出時間は4:56。日の出と共に登山を開始する為に4:30には自宅を出発すると、あたりはもう白み始めている。途中、多気山脇のポイントから東側に見える日の出前のオレンジ色の空が綺麗だったので、思わず車を止めてカメラに収めた(下の写真左)

 予定通り、日の出直後の5:00丁度に行動開始。当然他の登山者の人影なぞ皆無の薄暗い砂利道を歩き始める。沢の水音と木立の鬱蒼とした感じから、山がまだ眠りから覚めていない感じが伝わってくる。

 歩き初めて10分程で水場へ到着した。樹が少し切れて空が見える。随分明るくなってきた。GPSの電源を入れ、衛星の捕捉を確認。この先富士見峠までは道に迷うことも全く無い道中だが、何故かホっとする。流れ出る冷たい水で顔を洗い、少しだけ喉を潤す。相変わらず"重い"感じの味だが清冽であることには違いない。

 段々と空の青みがくっきりとしてくる頃になると、日の光は木の葉を切り裂くように鋭く差し込んでくる。冬場はあれほど太陽の光が恋しかったのに、今の季節はそんな強い日差しから登山者を守ってくれる森に感謝。

 登り初めはひんやりしていた空気も、段々と温度が上がっていくのが刻々と感じられる。高度を上げるにつれ、湿度もまた高くなってきた。さしたる登りではないがもう既に汗だくだ。沢音も聞こえなくなってきて遠く山鳩が儚げに鳴く声だけが聞こえる。ふと立ち止まると自分の胸の鼓動がやけにはっきり聞こえた。

 富士見峠で一休みをしていると、古賀志山山頂方面から人の声が聞こえてきたような気が一瞬した。自分と同じような物好きな奴がいるのかな?と思ったが移動している気配無し。空耳かはたまた物の怪のなせるわざか(笑)

 559Pへ向かう途中の小ピークからの眺めは、光の加減が丁度良いあんばいで、幽谷幽玄という言葉がぴったりなまるで一幅の山水画のような風景であった。(下の写真、中・右)
この風景を見られただけでも今日の山行は甲斐があったというもの。早い時間に登り始めて本当に良かった。

 相変わらずの急登を息せききって559Pへ着いたのが6:30。自宅に登頂のメールを入れ朝飯の菓子パンをほおばる。休日の正午などは平均年齢が70歳以上なのではと思うほどのハイカーでごった返す山頂も今日は一人。向かい側の古賀志山、そして裏側の鞍掛尾根方面までも全て一人で占有しているんじゃ無いかなという達成感がちょっとこそばゆかった。

     
多気山脇から東    霧に佇む山影    霧に佇む山影

 559Pから富士見峠方面へ一旦戻り、中尾根分岐から細野ダムを目指す。暫くは登ったり下ったりのデコボコ縦走である。

 右手に東綾が大きく見えてきた頃、何か小動物が素早く足元を走り去っていく。
 あまりにも一瞬の出来事であったが、登山道から谷へ向かった「そいつ」はなんと小猿であった。子供が居れば親も居るのは当たり前で、親1匹ならトレキングポールで戦えるだろうが、万が一群れにでも会ったら厄介だなと一瞬びびる。結局親も群れも姿を見せなかったが、こんな所に猿がいるという事は、クマ同様やはり沢山の登山者が残す食料目当ての生息なのだろうか。

     
559Pから日光連山    559Pから高原山    中尾根より東綾

 間もなく、前回道を間違えたポイントへ到達。(下の写真左)
 右は北登山道へのエスケープルート。直進は中尾根コース継続。左が・・・何処へ向かうのだろう。地図を眺めてもさっぱりだが、その割には道は左(北)が一番明瞭である。

 今回はこのポイントで直進し、間違い無く中尾根コースを辿ることが出来た。が、しかし、このあと道がどんどん難しくなっていくことにまだ気付いていない。
 暫くして、本日一人目の登山者とすれ違った。猿の事を話そうかと思ったが挨拶だけを交わす。

 十字路の後の2つめの小ピークを超えた地点での出来事。踏み跡のかなりしっかりした方に何の躊躇もせずに足を踏み入れると、やけに高度を下げる。それも巻かずに南へ一直線に下り一辺倒だ。一番怪しかったのは先ほどすれ違った登山者がいたのに道を塞ぐようににクモの巣が張っていたこと。更に途中でまた二股に分かれ、そのどちらもそれなりに歩かれた感じがあるがますます下っていく模様だ。危ない危ないと思いGPSを見てみるとやはり目標ポイントから外れかけている。迷ったら戻るべしの鉄則にのっとり、登り返す。こういう時の登りはやけに辛いものだ。

 先ほど引き込まれた分岐点まで戻ってよく観察すると北北東方面に草に邪魔されたルートがあるでは無いか。冬場なら見落とす筈は無いが、草深い夏場は注意が必要である。
 以前にも思った事だが、古賀志山は縦横無尽に歩かれており、獣道か登山道か登山道もどきか判別に苦しむ事が多い。道というものは、本来何も無かった所に往来が発生してやがて道になるものである。従ってこういった踏み跡のどれもが道の卵であるには違いないが、途中で破綻してしまうコースへ招待されるのはご免被りたい。

 あちこちに踏み跡が散乱している状況なので、流石に地図を頻繁に見、GPSもまめにチェックしながら進行。細野ダムからの登りなら一本調子だが、逆コースははっきり言ってかなり緊張していないとコースアウトしそうだ。

 真向かいの天狗鳥屋との間にひっそりと佇む細野ダムを見下ろす地点で尾根は切れた。このポイントからは一気にダムに向かって下がる感じだ。
 ジリジリと照りつける日差しの中、1本また1本と虎ロープに助けられながら高度を下げていく。ようやく植林地にたどり着いて沢を渡れば北登山道の登山口へ到着。細野ダムから注がれる沢の水で顔を洗ってさっぱり。無事車へ戻る。

     
問題の分岐    再び東綾、鹿沼の街並みも見える    赤川ダム
  
細野ダムを見下ろし一気に降下      

概略コースタイム
北登山道発(5:00)-水場(5:12)-ベンチ休憩所(5:26)-富士見峠(5:47)-559P着(6:28)-559P発(6:46)-小猿に遭遇(7:03)-十字路(7:10)-道迷いポイント(7:24)-道迷いから復帰(7:39)-496P(7:44)-尾根終端(8:30)-細野ダム着(8:45)

2007年08月11日

悲しいカウル

 先日のツーリングの時の出来事。
 停車中の緩い下り坂で不注意にも車体を倒しかけてしまった。幸い路側の盛り壁があったので、そこにカウルが当たっただけで、タンク等そのほかの部分にはまったくダメージが無かったのは不幸中の幸い。ただ、カウルだけはステーのところからヒビが入って20センチあまりも割れてしまった。

 

 新車で購入して1年半。立ちコケはおろか一切キズが付くような事は無かっただけにかなりのショック! まぁカウルだけで済んだのだからヨシとせねばと一旦は胸に納める。

 

 純正カウルは新品で買い直すと3万もする。なんでこんなプラモデルの部品みたいなのがそんなに高いの?と憤っても、有名どころの社外品だと5~6万。中には10万超えるものもあったりで、妥当な値段なのかもしれない。

 まぁいきなり3万出して交換するのもアレなんでまずは自分で修復出来るかどうか検討。いろいろネットを調べて見ると、デイトナから発売されている「プラリペア」というセットがこの手の修理の定番でありかつ好評のようである。何やら5分で硬化する樹脂らしい。
 使用インプレを読むと一様に扱いが難しいと書かれているが、硬化能力と硬化後の強度は絶賛されている。値段も手頃なので早速南海部品で入手した。

 まずはカウル外しから。
 ヘキサゴンのネジ4本で簡単に外れる。倒れた側は裏のワッシャまでひん曲がっていた。これだけ力が掛かったのだからステーを支点として割れるのも無理は無いだろう。
それにしても、カウルを装着した状態での納車だったので裸の状態はなかなか新鮮。メッキされたメーターと小径ライトが美しい。一瞬「ノンカウルで暫く走ってみるか」などと思ったりもした。

 余談だが、実際に修理の合間にカウルが無い状態でちょこっと乗ってみた。
 あたかもズボンをはき忘れてきたかのようにメーター周りがやけに心許ない。本来ネイキッドはこれが当たり前なのだが慣れとは恐ろしいものである。

 走ってみて解ったこと。ビキニタイプとはいえ、カウルの効果は絶大。SSやツアラのフルカウルに比べればほんの申し訳程度しか効果が無いのかと思っていたが、帰りに宇都宮北道路を高速走行してみて、風・音両面共に今まで如何に抑制されていたかということが良くわかった。

 

 さてさて割れた箇所の接着だが、「プラリペア」の説明書に従って接着箇所に若干のテーパーを入れるべくヤスリでゴシゴシ。まぁこんなもんだろうといところでいよいよ接着作業となるが、カウルのように複雑な曲面を持った物は全ての破断面をキッチリ押さえることが難しい。ましてや取り扱い超難易度の「プラリペア」初体験なれば片手で押さえて・・・なんていう芸当も不可能に近い。家内にカウルを押さえて貰って作業を進めた(これがまた大変だったのだが)。

 まずは裏側から。
 うーーん。「プラリペア」は確かに扱いが難しい。
樹脂の粉末に溶剤を垂らし、軽くダマになったものを接着面に載せてさらに溶剤を混ぜて伸ばす。これが基本だが、みるみる乾き出すと平らにはならず盛り上がってくる。どうやら接着面の樹脂そのものを溶かして一体化していくようで、これが強度の秘訣のようであある。

 裏側の一番端の部分の一ブロックが硬化して見るとなるほど。なかなかの強度である。これで一人で作業出来る。
続けて裏側を全部仕上げると、これで強度的には充分ではないかと思われる程きっちりと接着している。出来上がり面がデコボコしているのが気になるので表側に施すかどうかためらわれたが、より強度を上げる為にはやむを得んだろうと思い踏み切る。

     
カウルを外したところ    こんな感じで損傷    まず裏側接着第一段階

 表も接着が終わって強度的はかなり安心な感じに仕上がった。・・・・・・が、

 うーん。ビジュアル的にどうも・・・

 カンセキで買ってきた塗料も何となく色調が違うし・・・

 段々作業のテンションが下がっていく自分がそこにありけり(笑)。

 痛々しい修復跡に、目隠し代わりに白テープを張って見たりしたが、これがもう最悪!
 速攻はがしてポイッ!

 今回は「プラリペア」のお勉強だったということで・・・・・・・・・・・・(汗)

 

まぁ、予想はしていましたがこんなもんでしょう。図画工作2では(爆)

     
裏側完了    表も完了だが・・・    色が違っていたら嫌だな
  
こんなんなりました(;_;)      

 暫くは自戒も込めて、このみっともないカウルで走りましょ。 何、走ってりゃ全然OK。

止まってる時はって?ジャッケットでも脱いでさりげなく掛けておきますか(^◇^)

2007年08月05日

赤城山ツーリング

 やっと梅雨が明けたと思ったら、今度は台風5号。今年の天気はかなり不順というか荒れ模様というべきか。

 そんな中、「梅雨明けツーリング」を企画してみたが、当初予定の7月29日は未だ梅雨明け切らず。

そして翌週5日は台風の置きみやげの湿った空気が大気を不安定にしている中、いまいちスッキリしない予報で出発。
 今回のコースは、小来川から滝ヶ原峠を越えて、日光・金精峠と進み、赤城山から足尾へ抜け粕尾峠を通りフィニッシュ。標高を上げたり下げたりの連続コースだ。

 走り出してしまえば、多少の空の暗さが途中見え隠れするものの、じりじりと照りつける日差しは立派な夏の一日。途中の休憩は重要な水分補給タイムでもある。

 バイクに乗らない人、乗っていても街中で半袖で走っている人には解らないかも知れないが、転倒時などの安全面を考えると、長袖のウェアを着るのは我々ライダーの常識だ。
 が、しかし、この暑いさなかに長袖とは兎にも角にも暑い。走っている最中は比較的良いのだが・・・

 かくして、休憩時には一斉にウェアを脱ぎ水分補給となる訳である。

 こんな時は標高の高い部分を走っていると本当に気持ち良い。
 涼しい! いや、ひょっとすると肌寒いといったほうが正解な時もある。

 冬の寒さ、夏の暑さ。そんなものを感じながら走るバイクはやっぱり楽しい。

  
いつもの明智平    赤城山、大沼湖畔

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