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2008年05月 アーカイブ


2008年05月18日

古峰ヶ原高原偵察


 いきなりドアップで我が家のツツジ(レンゲツツジ)をご紹介。

 今日の記事とはあまり関係無いが、午前中広大な裏山(爆)の草取りをしていたら、山のツツジに心奪われている主人に訴えかけるようにして懸命に咲いているのを見る。
そんな健気な我が家のツツジの為に冒頭大画像でご紹介と相成った。

 さて、世間では猫の額とも言うべき(本当はハムスターの額程度)我が家の裏山の浄化作業も、取りあえず前半(全2回完結=来週もやる)終了。さて今日のアウトドアは如何しようと思案する。空を見上げるとどよーんと重たく、流石に心弾む境地になれない。
 きのうは息子の引っ越しで東京の街中に居たが、あれほど空気が汚くて人の多いところで一日暮らしているとストレスが溜まる。新しい一週間を元気に迎えるには自然の空気に触れないといられない体になってしまったようだ。

 久々の「午後から散歩」でバイクに乗ることにした。あては特には無いがどこか数時間で走って来れる場所・・・

 エンジンを掛けて走り出し、取りあえず南へ進路を取る。「そうだ。古峰ヶ原へ行こう!」

 どうせ行くなら前日光林道で南北に縦断。それもいつもとは逆に粟野から北上してみよう。

 いつものルートだと古峰ヶ原から南下してくるので、はじめて北を目指す風景もまた新鮮で楽しい。

 11時頃に自宅を出たので腹が減ってきた。どこかで蕎麦でも食べたいところだ。"つつじの湯"に行けば何か食事にありつけるだろうと思いながら走っていると、川沿いのひなびた感じの蕎麦屋が目に飛び込んできた。

 水沢という集落にある"みず沢"という蕎麦屋である。周囲を山に囲まれ、脇に流れる浅瀬のおもむきは、夏になれば子供達が水しぶきをあげて遊んでいる様子が目に浮かぶほど長閑。店の前には養殖池があり沢山の魚影が見られる。ほとりではバーベキューも出来るらしい。
 こういった山峡の蕎麦屋は周囲の風景からして既にご馳走になっているといつも思うのである。

 ザル蕎麦と天ぷらを頼んだ。

 蕎麦も天ぷら(野菜数種)も特に華やかさこそ無いが、しっかりとした味わいを堪能することが出来た。

     
みず沢そば       ざるそば+天ぷら

 蕎麦屋を後にして段々と細くなる山道を登っていく。途中からは林道とは名ばかりの快適舗装路、「前日光林道」を走り古峰神社へ抜ける。ここから更に西走して本日の目的地である古峰ヶ原高原へとバイクを更に進める。

 高度を上げていくと浮き砂が多くなってきた。時折後輪が横滑りしている感じがするのでここは慎重に行こう。

 舗装が切れて砂利になったところが古峰ヶ原高原だ。

 ミツバツツジは所々綺麗に咲いているが、赤いヤマツツジは蕾が膨らんでもうちょっと。遅い春から充分に目覚めていない古峰ヶ原高原が花で覆われるのはもう少し先のようである。

     
前日光林道    古峰ヶ原高原   
     
春まだ浅し    ミツバツツジは見頃    詳細な地図がある

2008年05月11日

雨の休日 in 小山

080511_01.jpg 小山のハーベストウォークという大型ショッピングモールへ行ってきた。

私自身はあまりこういった所には興味は無いのだが、雨の続く週末家族レジャーである。


mont-bellの直営店があるというのは以前から聞いていたので、私のお目当てはここ。
モール内にはスポーツ量販店のSPORTS DEPOもある。


敷地から少し離れた所に、名前は忘れてしまったがもう一軒スポーツショップあり。
家内と娘があちこち見て回る間、この3軒をのぞく事にした。


mont-bellは店先で熊がお出迎えだ。こんなに愛想が良い奴なら山中で遭うのも悪くは無いのだが(^^


ブランド物とはあまり縁の無い自分だが、流石良い物が揃っている感じがする。
取り立てて必要なものも無かったので結局何も買わなかったが、付け根の所をネジで着脱出来るクマ鈴(音を止めることが出来る)には一瞬購買心をくすぐられる。


チリンチリンと鳴らして見ると深みがあるも軽快な音色。
流石mont-bellの品揃え。
既に四つも持っているので、これじゃクマ鈴オタクになってしまう。財布を引っ込めた。

080511_02.jpg

もう一軒は敷地外のショップ。
うーん。専門店の匂いがプンプン。こちらも良品品揃え。値段もなかなか。
結局、大衆の味方、SPORTS DEPOで即乾インナー(下着)を買い求めて本日のお買い物終了。

2008年05月06日

大山から好眺望の牧場を下る

-- 『e-trex Leggend US版』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成 --

 連休最終日は、4月からあまり恵まれなかった天候の溜飲を下げるようなピーカン。雲一つ無いような青空の下、これまた見渡す限り広大な景色を堪能出来る霧降高原の大山へ行ってきた。家内とそろそろ山行をと考えていたが、やはり楽チンで景色の良いところが必須条件。ガイドブックを精査すること数週間。大山を霧降第三リフト前からの「山下り」となった。

 大山へ登るコースは、霧降の滝方面から周回するコースとバスの終点である霧降高原から下ってくるコースのいずれかが一般的であるが、今回は楽ちんコースが必要条件なので迷わず第三リフト駐車場へと車を駐めた。

 駐車場から見える景色が既に絶景の中にあり、リフト乗り場へ向かう連絡トンネルをくぐった横から大山へのコースはスタートだ。雄大な景色を見下ろしながら笹の斜面を降りていくのだが、はじめに下りというのもかなり新鮮な体験だ。

 少し急な部分もあったが、程なくのんびりした雰囲気の道となる。下り一辺倒故に、家内からは「下りは飽きてきた」などという発言も飛び出してきた。

     
第三リフト脇からさぁ下山?    笹の中を降りていく    のんびりハイキング

 ミツバツツジが所々見事に咲いてはいるが、まだまだ蕾の株も多い。少しタイミングが早かったようだ。もう少し経てば燃えるような花の道になるのだろう。

 枯れ沢の合柄橋へ到着すると、ここからは僅かだが登りがある。

     
オオカメノキ    合柄橋から登り    ツツジが見事

 緩い登りを進んでいくと牛の防護柵があり、更に人がやっと一人通れる位のゲートがある。このゲートの向こうが放牧地になる。確かに牛は通れない幅だが、大柄な人も通過が難しいのでは?と要らぬ心配をする。肥満の方は立ち入り禁止なのか(^^;

 こんもりとした放牧地の向こうに大山の頂上とそこにあるあずまやが見える。緩い斜面であり一気に行ってしまいところだが、先ほどまで元気だった家内のペースがガクンと落ちる。まぁ休み休み、そろりそろりと参ろう。

     
牛よけがあって・・    巨体の人は通れないかも    牧場内を登る

 山頂からは見事な景色が広がる。東側の赤薙山が存在感を誇示し、いつもと違った角度の男体山がグロテスクに顔を出している。南側の緩やかな傾斜の放牧地と遠景の山々のコントラストはいかにも牧歌的。さして苦労もする事なくここまでの好眺望を得られのもあっけない気がするが、楽ちんハイキングならではであろう。

     
東側パノラマ    山が切れてしまったぁ    まぁいいか
     
こちらは南側パノラマ      

 今回はストーブ初体験。先日遂に入手してしまった。

 ただコーヒーを熱々で飲みたかっただけなのである。お湯を沸かすのみという、ままごとのようなうポテンシャルの低い使用方法なのだが、それでも何となくわくわくするものだ。
 お湯を沸かすというこだわり故に小さなヤカン(トランギア製の0.6L)も同時に購入した。結局、ストーブ本体、ガスとこのヤカン、水も加えると結構な荷物になる。単独の場合は持って行くのが難しいかもしれない。

 屋外で実際に使うのは初めてであったが、目の前でお湯が沸騰するのを見るのはなかなか楽しいものだ。個包装の簡易ドリップなれど、熱々のお湯で淹れたコーヒーが美味しかったのは言うまでもない。

 昼食を食べている時に一緒になった単独行の60過ぎ位の方の話によると、例年GWの頃に来ているが、いつもツツジは輝かんばかりに咲いているのに今年はまだ咲き揃っていない。こんな事は珍しいとか。冬が寒いと開花時期も遅れるだそうだ、

 下山は(スタートから下山しているのだが)山頂から南へ進路を取り、霧降の滝まで下っていく。出だしは少し牧場の舗装管理道を歩くことになる。

     
珍しいまっちゃんの写真    ストーブ初体験    下山出だしの管理車道

 舗装路とはいっても車の往来がある訳ではないので、やはりのんびりと歩ける。だが、真夏はいくら高地といえどもここはちょっと歩けないだろう。遮る木が無いので日差しが直撃だ。

 猫の平にもまた、あずまやがある。時間によってはここで昼食にするのも良いだろう。

 ここからはコースが二手に分かれる。マックラ滝方面へ行く道と南東の尾根を辿る山道。
 南東の尾根を予定していたが、コースの入り口にロープが張ってあり道を塞いでいる。特に立ち入り禁止の立て札なども見あたらないし、道標もあるので様子を見ながら進んで見ることにした。

 笹が深く生い茂る道は、それまでの明るい牧場の雰囲気と一変して静かな山道となった。ひっそりと咲くつつじもまた美しい。

 歩く人があまり多くないせいか、踏跡もところどころ薄く、腿のあたりまでかかる笹をかき分けながら降りていく。所々に道標を見つけてコースを外していないことを知る。

 山相が針葉樹林帯へさしかかると途端に道が一変した。それまで笹の中に細々と続いていた踏跡が突然作業道にかき消される。作業道もまた縦横無尽に付けられており、本来のコースを見つけるのがかなり難しくなってきた。この辺のことを考えて入り口にロープがかかっていたのだろう。ハッキリとした道しか歩いた事のない人にはかなり難しい状況になるのは想像に難く無い。

 作業道に引き込まれると失敗する可能性が高いので、ここでGPSと地図の出番である。幾らか道捜しはしたものの、結局方角を合わせて作業道(のような)荒れた道を辿っていくとそのうちまた道標が現れてまずは一安心だ。

     
猫の平からまた山道へ    静かに咲くつつじもまたよし    笹深い道
     
      針葉樹林から道が荒れ出す

 針葉樹の森から再び広葉樹林帯へと飛び出す。メリハリのある山である。程なく渓谷を渡る。新緑に映えるせせらぎは、青森の奥入瀬渓谷をも彷彿とさせるような美しさだ。

 渓谷からツツジガ丘までは最後の軽い登りが待ち受けている。あまりにも楽ちんな一日だったので私は軽い足取りで登っていくことが出来たが、家内は流石に疲れが出た様子で、重い足を引きづりながらも最後の一頑張りだ。

     
渓谷が美しい      

 牧場付近ではまだ蕾だった赤いツツジが、ツツジガ丘手前では満開である。大した標高差ではないのにこうも違うとは自然はデリケートなもの。明るいツツジのトンネルをくぐり無事本日の山行を終了することが出来た。

 帰路は霧降の滝前からバスに乗り第三リフトまで向かう筈だったが、大笹牧場行きの最終便が出てしまっていた為、第一リフトから先は徒歩になってしまう。私としては体力に余裕があったので10分20分の登りになんら問題は感じなかったのだが、家内のバテバテで共に第一リフトの客となった。

 リフト券売り場の人からこんなアドバイス。「大山を周回される場合は、霧降の滝駐車場に車を駐めて、どうせ1回は乗るバスを朝の登りに使います。そうすれば下りは時間を気にしなくてもOK」。
 なるほどね。コロンブスの卵的に明瞭なご指摘。目から鱗。それじゃぁリフト券が売れないだろう、なんてツッコミはしちゃいけない程親切なアドバイスであった。

     
ツツジガ丘手前    おまけのリフト   

概略コースタイム
第三リフト駐車場発(10:12)-合柄橋(10:59)-牧場ゲート(11:35)-山頂着(11:48)-昼食休憩-
山頂発(12:18)-猫の平(13:11)-霧降川横断(14:05)-霧降の滝バス停着(14:42)

2008年05月05日

クマが渡った(かもしれない)国道461号

 バイク乗って無いなぁ。連休に一度は乗るべしとは思っていたものの、どうも今日は天気がすぐれない。今年の連休の天気はどうも思うようにいかない。

 という訳で、本日一家離散(めいめいに予定ありという意)の我が家なれば、自分も気ままに久々のバイクと相成った。天気が悪いので午前ツー。

 まったく当てもなく走り出す。取りあえず先日クマが出没した大網地区を横目に「篠井こどもの森」へ。

 あったあった。ハイカーに警告を促す張り紙が(写真左)。人気コースだけに、ハイカー諸君もこれはびびるだろう。

 次に鬼怒川を渡って佐貫の観音脇を抜ける。下見がてら船生にある富士山周辺を走る。ここにもクマ目撃の張り紙が。高原山から流れて来たとしても、いくら田舎道だとはいえ国道461号を越えてやってくる訳だからクマも決死の覚悟なのではないか。ましてや大網ならさらに鬼怒川を渡り、篠井富屋連峰を縦走して来なければならないので、クマにとってはかなりリスキーな行動なのでは。

 で、クマが渡ったでああろう(笑)R461を東にとって返し県民の森方面へ。高度が上がってくるとガスが掛かっていてヘルメットのシールドに水滴が付きだした。路面もウェット、気温も下がってきてジャケットの下の薄着が堪える。

 県民の森にぶつかり即矢板方面へ右折。この道ははじめてだったが、途中の寺山ダムで小休止して帰路についた。コーナーを抜けたその先に、ダーっとリスが道路に飛び出してまた引っ込んだり、紐が落ちてると思ったらヘビが伸びてたりと、なかなかワイルドな道であった。 

     
篠井こどもの森    後ろに見えるは船生の富士山    県民の森 寺山ダム

2008年05月04日

県境の山 熊鷹山

-- 『e-trex Leggend US版』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成 --

 熊鷹山(くまたかやま){1168.6m}。いつか行くぞ行くぞと思っていた。でも付近に不死熊橋という地名があったりでどうもクマくさい(どんなだ?)感じがしてビビッテいた。最近、「北関東のクルマで行く山歩き」みたいな本を見ていたら結構人も沢山登っているようだし、ツツジの季節は良いということらしいという事を知った。

 今回は久々のH君登場。鞍掛尾根以来1ヶ月半のブランクはいかなるや。

 

 葛生から国道293を離れ、県道をひた走り小戸川添いを登る林道へとパジェロミニを進める。途中から完全な砂利道となり久々のオフロード走行が楽しい。道路脇を流れる小戸川は気持ちの良い渓谷になっており、夏などは避暑がてらここを目当てに訪れても良いかもしれない。

 砂利道になってからかなり登った頃にようやく終点の駐車ポイントに到着。広場には既に7~8台の先客あり。途中の林道も結構山深い感じがしたので、これで車が1台も駐まっていなかったら先日の丹勢山の再来かとビビッていたが、どうやら今日はそんな心配は無さそうである。

 駐車地の奥にある細い道から山に入ると小戸川上流の渓谷が清々しく我々を迎えてくれた。

     
駐車地    奥が登山口    滝が美しい
     

 所々にある幾つもの滝を見て、沢を右に左にとまたぎながら岩のゴロゴロとした道を登っていく。紅葉の時期もまたこの渓谷は素晴らしいことだろう。

 暫くすると沢沿いにわさび畑が見られるようになる。こんなに細々と作っていたのでは自家用にしかならんだろうと思っていると結構上の方までわさび畑は続く。地元の特産品なので勝手に獲るべからずとの注意書きもあった。
 わさびは水の綺麗なところでないと育たないものだ。昔子供の頃父親に連れていかれた山行の折り、青梅線の沢井という駅の周辺でわさび畑をよく見た事を思い出した。東京都とはいえども当時はかなり自然が豊富な場所だったのだ。

 この沢添いの道は、幾多の滝以外にも下の写真にもある夫婦杉のように見るものも多く、登る者を飽きさせない。

     
わさび畑    夫婦杉    黄色と緑が映える

 途中、丸岩岳への分岐点を過ぎ更に滝を幾つか見ながら登っていくと、やがて道は笹原となり熊鷹山への尾根を目指すようになる。沢の音もすっかり消えて山の静寂が戻ってきた。広葉樹で明るい斜面を登り、汗ばんできた頃振り向くと、帰路に通過する丸岩岳だろうかその手前の1084mピークだろうか。山の姿が大きい。

 決して斜度はきつくはないが、じわじわと脚にくる登りだ。後ろのH君も久々の山行なのでかなり登りに苦戦している。途中何度か息を整えながらようやく熊鷹山の主尾根に突き上げた。
 鳥居をくぐり最後の一頑張りで山頂へ到着。登山口から数人のハイカーとすれ違ったが、山頂は10人程度の先客で賑わっていた。

 櫓(写真撮るの忘れた)に登って見ると評判通りの360度パノラマ。生憎雲が厚い為スッキリとした眺望は無かったが、それでも充分見応えのある景色である。これは是非とも真冬の空気の澄んだ季節に登って見たいと思った。無雪のタイミングなら車のアプローチも登山道もなんとかなりそうだ。

     
沢を離れ笹原を登る    尾根に突き上げ山頂へ    熊鷹山頂上

     
山頂よりパノラマ      
     

 山頂で食事をしている間も数グループの往来があり、なるほど人気の高さを実証している。廻りの話を聞いている、大戸川添いにアプローチして三滝のほうから登って来る人も結構いるようだ。櫓下に設置されている案内板を見ると、三滝から十二山経由、あるいはちょっと頑張って氷室山から廻ってくるコースも考えられる。この山域も楽しみである。
 山頂周辺はツツジの木が沢山ある。残念なことに開花まではもうちょっと、あと1週間位かかるのであろうか。いずれにせよ咲き揃えばかなり綺麗なことだろう。

 さて、後半戦は登ってきたほうへと一旦戻り、尾根づたいに丸岩岳へと縦走だ。起伏の緩やかな尾根道にミツバツツジが所々迎えてくれて気持ちの良い縦走路である。

     
案内板    丸岩岳への縦走路    ミツバツツジ

 丸岩岳(まるいわだけ){1127m}の手前は幾らかの登り。緩やかな道ですっかり弛緩した足腰にムチを打ちながらやり過ごすとそこは山頂。樹に覆われ眺望は無いが広い笹原で気持ちがよい。

 笹原の急斜面を降りるとまた所々にミツバツツジが見られる。鼻歌交じりの長閑な下山だ。

     
丸岩岳頂上    笹の急斜面を下る    ツツジが迎える下山路

 高度を下げていくと徐々に林層が変わってくる。突然針葉樹の尾根に突き当たったと思ったらビニールテープで通せんぼ。右の斜面を赤テープに誘導されながら降りていく。微かに沢の音が聞こえてきた。

 杉ヒノキの急斜面を降りていくと、朝通った分岐点へ到着だ。帰りは滝の一つ一つを丁寧に見ながら降りていく。ふと目を落とすと路傍の新芽が若々しく輝いている。そんな春の楽しい山行であった。

     
ここは行き止まり 右下へ    分岐点へ到着    新芽が眩しい

概略コースタイム
駐車地発(9:15)-丸岩岳分岐(9:45)-沢から離れる(10:29)-主尾根突き上げ(11:04)-
熊鷹山頂上着(11:15)-昼食休憩-山頂発(11:39)-1084mピーク(12:04)-丸岩岳(12:22)-
丸岩岳分岐(13:23)-駐車地着(14:02)

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