キタイバを2台走る
職場で唯一の大型バイク乗りの人をキタイバに誘った。
朝からどんよりと曇っていた。雨にはやられなかったものの、激寒。
気温から言ったらもう立派に冬かもしれない。
そんな中、自宅から帰宅まで下道約300Km。
がっつりと走ってきた。
上の写真は・・・
稲妻さんの「国内バイク乗り収め」ツーで走った峠。彼岸花の向こう、煙る景色の太平洋。
今回は、今まで走った中でもとりわけ厳選の道の好ルート。
走行軌跡はこちら。
(ポイント数多いので重遅勘弁)
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職場で唯一の大型バイク乗りの人をキタイバに誘った。
朝からどんよりと曇っていた。雨にはやられなかったものの、激寒。
気温から言ったらもう立派に冬かもしれない。
そんな中、自宅から帰宅まで下道約300Km。
がっつりと走ってきた。
上の写真は・・・
稲妻さんの「国内バイク乗り収め」ツーで走った峠。彼岸花の向こう、煙る景色の太平洋。
今回は、今まで走った中でもとりわけ厳選の道の好ルート。
走行軌跡はこちら。
(ポイント数多いので重遅勘弁)
「秋の長雨」も一休み。台風一過のようなこの期を逃すまじ。たまには家族山行も良いだろう。渋る娘と家内を半ば強制連行の如く那須へと連れ出す。
今日のコースはお手軽ハイキングコースの南月山(みなみがっさん){1775.8m}である。那須岳ロープウェイを使って一気に標高1,700m付近まで上がり、後は標高差にして100mにも満たないような"山登り"と、ちょっと距離はあるが下り一辺倒というラクラクコースだ。
ロープウェイの山麓駅で強風に注意を促していたが、なるほど、山頂駅を降り立つと強い風と低い気温。そしてちょっとがっかりだったのが、上空を覆う雲。かなり高い感じなので雨の心配は無さそうだが、晴れやかなイメージとはほど遠い感じである。
相変わらずの沢山の一般観光客に混ざりながら歩を進める。砂礫に足を取られる山道は案外疲れる。家内の息が少し上がってくる。
強風に晒されて、休憩もそここに牛ヶ首を出発。尾根に乗ると低木に道が囲われて一変静かな山道となり、それまでのビュービュー吹く風が嘘のようである。そんな尾根でふと振り返ると茶臼岳の姿が雄々しい。
ほんの数ヶ所急な所もあったが、特に危険な箇所も無い。全般的に鼻歌混じりで歩けるような心地よい優しい尾根道である。風も無く日差しがある穏やかな時はさぞ心地良いことだろう。初めて山に行く人を案内するにはうってつけのコースと評されるのは実に正しいと思う。
家内はちょっとバテ気味 | 尾根からの茶臼岳 | 気持ち良い笹尾根 |
雲で遠景が効かなかったせいもあり、やはり茶臼岳の勇姿が終始目に入る。時折雲間から日が差し込むと、噴煙たなびく中、刻々と表情を変えていくのもまた素晴らしい。 程なく山頂へ到着。天気が良ければ360度パノラマということだが、残念な事に遠景は全て雲に邪魔をされてしまってよく見えない。
南月山神社の小石祠の周囲にある樹が風を防いでくれている。少し早いがここで食事にしよう。
一瞬表情を変える茶臼岳 | 南月山 | 岩の上でポーズ?を決める娘 |
隠居倉方面 | 青空が戻ってきた | 下山の途に |
実に久しぶりの山行である。7月の茶臼岳以来だから、約2ヶ月ぶりか。それにしても相変わらず週末の天気には恵まれないものだ。天気の良い週末は決まって仕事や用事が入っているので「山病」としてはイライラの募る日々である。
さて、天気が優れないのに「霧の名所」である霧降高原を目指したのは、"午前中だけ輝いていた"晴れマークの予報。駐車地に車が近づくにつれどんよりとした空を仰ぎながら、「何とか降られなければいいや」という気持ちに変わったのは言うまでも無い。
久々の山行故、体力温存作戦でリフトを2本乗り継ぎ、一気に標高1,600m地点へ到達。小丸山展望台からの眺望は既に霧深く遮られていた。気を取り直していざ出発。ガスは薄くなったり濃くなったりとめまぐるしく視界が変わっていく。少し高度が上がると稜線の向こうに目指す赤薙山(あかなぎさん){2010.3m}の頂上が見えた。
見た目にも(実際等高線的にも)緩い登りなのだが、H君ともども息が荒い。足取りが重いのは悪天候のせいだけではなかろう。久しく歩いていなかったので体力が落ちてしまったようだ。そういえば、出がけに山ズボンをはいた時、幾分ウェストのキツさを感じたことがこの約2ヶ月の運動不足を雄弁に物語っているようでちょっぴり悲しい。
赤薙山 | 焼石金剛 | あっという間にガス |
晴れていればさぞかし絶景であろう稜線を通り過ぎ、山頂直下の樹林へと道は吸い込まれていく。この樹林の中の道がまた結構急登でハード。木の根で荒れているので、どこが本来のルートか判別しずらい。皆適当に歩いているようで、益々荒れていくようだ。
何度か息を整えながらもえっちらおっちら登ると、情報通りに眺望がまったく無い山頂に到着。ガスが濃いので、樹幹越に見える景色もただただ白い世界である。腰を降ろして少し休んでから山頂を辞す。
横たわる樹 地面は下 | 山頂 |
帰りはピストンで小丸山展望台まで戻り、そこから丸山、八平ヶ原経由で駐車場に戻る予定である。
樹林の鬱蒼とした所を降りていくと、辺りがぱっと明るくなるようなページュのウェアを着た高齢の婦人が確かな足捌きで登ってくる。「登り優先」で立ち止まって待っていると、「あらごめんなさい」と、息の乱れも無く上げた面持ちは軽く齢七十は越えているだろうか。しっかり化粧したその表情はどこか自信と楽しさに満ちあふれている。
比べてヘロヘロに疲れた我ら二名。ちょっと凹んで反省。
帰路 | 尾根越の丸山 | 霧深き下山路 |
パラパラと降り出したり止んだりと、雨がいよいよ迫ってくる。膝まである笹がズボンを濡らす。予定通りに丸山を目指したが、もう少しで山頂という地点で雨粒が大きくなってきた。急いでカッパを着込んだものの、この雨足では山頂での食事もままならないだろう。また、八平ヶ原の下りはキツイという。滑って転んでもつまらないので撤退を決意する。
そういえば以前家内と一緒に来た時も、雨で結局八平ヶ原には降りられなかった。「霧降高原よ!三度目の正直を!」と念じながらリフト脇の下山路を下りた。雨の山行も趣があって良いという見方もあるだろうが、やはり自分的には山は晴れていて欲しいと思う。
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