「やっちまいました」っていうと普通バイク乗りの場合は転倒とか事故とかを指す場合が多いのですが、どちらでもなく、「バイクを壊しちゃいました」・・・というのが今回の顛末。
で、何をしでかしたというと、先日4,000Kmを越えたのでそろそろシーズン本番に向けてオイル交換をと。
ショップでやって貰っても良いのだが、昔は2輪4輪問わずに散々やっていたので自分でやることに決定。
ジョイフル○田でHONDAのG2を5本(ジョイフル○田オイル超安いです)とオイル廃棄用の吸い取り箱も買って意気揚々と交換作業へ臨みました。
ちょっとエンジン温めついでで近所をぐるり一周。やっぱりバイクは気持ちいいなぁルンルン。
さぁ、作業開始。
まずはドレンボルトをちょっと緩めて吸い取り箱を下に置いて、ドレンボルトの最後の一回しでポンと外れた。あわわ、吸い取りのスポンジの中にボルトが入って見えなくなっちゃった。まぁいいか後で中探せばOKOK。
あらかたオイルが出たところでセンタースタンドを外して車体を傾ける。
この時吸い取り箱とオイルパンの隙間が干渉していてちょっと箱をずらしたら、あららお漏らしじゃありませんか。慌てて新聞紙を広げて、まぁいいやあとでちゃんと拭けば。
とまぁこんな感じで作業前半は終了。
小さなミスはあったものの、次回はいきなり吸い取り箱で受けないで廃油皿で一旦受ければ良いだろうと軽く反省していざ、ドレンボルトの取り付けへ。
よーく拭いてから取り付けるべし。ティッシュで拭き拭き。
お、マグネット付きなんだな、先っちょに鉄粉みたいのが付いている。
エンジン内の擦れカスなんだぁ、と妙に感心してこれも拭き拭き。
ワッシャが一体式なんだなぁ、これじゃ交換時はボルトごとなんだなぁ。
で、ひとしきり一人であれやこれやぶつくさして、さぁ取り付け開始。
まずはセオリー通り指でゆっくり回して根元までOK。後はレンチで締めるだけ。まずメガネレンチで軽くくぃっと。
最後はトルクレンチで規定の23N・Mでっと。
トルクレンチの目盛りを合わせる。よーく確認して間違え無し!OK!
で、おもむろにボルトを締めて・・・・
設定トルクに達した時のギヤ音がしないのといまいち締まっていない感じがしたのでもうちょっと強めに力をかけた。すると、
と力が抜けたじゃないですか。
そうです。もうおわかりの方は多いと思いますが、オイルパン側のネジ山を切っちゃったんですね。
慌ててボルトを外してネジ山を指で触って確認してみると、切れた山のカスが出てきました(写真右)(;_;)( ;_)( ;)( )(; )(_; )(;_;)(T-T)
念の為によーーくカスを取り去ってもう一度締めてみても最後にスカンと緩んじゃう。
THE ENDってやつですね。
しばらく放心状態でしたわ。
オイルが入らなきゃ自走も出来ないし、ということで仕方なくバイク屋に連絡して取りに来て貰うことにしました。
あ?あ、オイル交換を安くあげる筈だったのにとんだことに。
超高いオイル交換になっちゃった。
トホホ・・・・
引き取りは今晩という事。見積もりもその時にという事なのですが、唯一の救いはオイルパンがエンジンと別体なので交換可能という点。そんなに金額はかからないかなぁという期待をしているんですが、どうなることやら。
あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、久しぶりに落ち込みました。
で続きですが、先ほどバイクを引き取りに来て貰いました。
オイルパン交換で約3万とか。
「予定していたオイル入れますか?」って暖かいお言葉が。
「ホンダのオイルなんだけど・・・・」
構わないって言って、ジョイフル○田のビニール袋に入ったHONDA URTRA G2 5缶持って行ってくれました。
ありがとう>○○○ワールドさん。
しかし今回はえらい授業料になったなぁ。
しばらくはバイクに工具当てるのトラウマになりそう(;_;)
後日、トラウマ克服はこちら。