先週末は風邪で家に籠もりっぱなしだったので、今週末こそはと思っていた。咳がなかなか抜けなかった一週間だったが、徐々に復調するも今度は天気の方がどうにも優れない。
結局予報通りに晴れ間がのぞきだしたのが日曜の午後過ぎで、結局今週も運動不足解消に出かけることはかなわなかった。
まぁ、天気の悪いのは承知の介だったので、シーズンに向けて今日はバイクのオイル交換でもしようと思い、事前に購入しておいたHONDAのULTRAG2を5缶、南海部品で入手のオイルフィルターを並べていざ作業開始。
流石に4回目(フィルター交換は2回目)のオイル交換ともなると手慣れてきて不安の無い作業進行だ。1回目はドレンボルト破損という大失敗、2~4回目はオイル量過多で調整の為、抜き取りあり。
過給油の原因は、GSXのオイル量が半端ではないのでつい判断ミスをするからだ。規定量4,200ml。フィルター交換時はマニュアルによると4,800ml也。だが、この数字に惑わされると失敗する。なぜなら、ドレンボルトから時間を掛けてオイルを抜いても、オイルフィルターを外しても、実はオイルクーラーに相当大量のオイルが滞留しているようで、これが落ちてこないのでどうもマニュアル通りの量が充填出来ないようなのだ。
オイル交換の手順はごくごく当たり前に、
1.ドレンボルトを外しオイルを抜く
2.今回はオイルフィルターも交換なので、こちらも外す
3.10分位かけて充分抜けたところで、ドレンボルトとオイルフィルター装着
4.まず4Lをどんどん入れていく。点検窓の下側ぎりぎりの所まで油面がくる
5.軽くエンジンを回して、更に100ml入れる。エンジン掛ける->油面チェック
6.この繰り返しで、結局4,600mlで丁度点検ゲージの半分まで行くようになった
うーん、今回は納得のいく仕事内容であった。メデタシメデタシ。
で試走に行って見る。
シフトフィーリングも良いしOKだろう。油面が気になったので平らな所でセンタースタンドを立ててチェック。
おや!何でこんなに上になってるの?
っていうか上限とっくに越えてるし、今回も失敗かぁ。
家に帰ってすぐオイルを抜きたい気持ちを抑えて(ここで抜くとヤケド+全抜きで悲しい事態を迎えることになるのでじっと我慢)、1時間後に作業開始。
オイルパンを下に置いて、緩めたドレンボルト慎重に慎重に回す。ここでスコンとネジが落ちたりするとパニックになるのは必至なので、"垂直鎖場落ちたら谷底へ真っ逆さま"並の慎重さ(何という例えだ)でネジを外してオイルがドバっと流れたら、それ!ネジを締めろ!
1回目は少し慌て過ぎたので少ししか抜けなかったが、2回目である程度の量が抜けた。点検窓を見ると丁度良い感じまで下がっている。一旦エンジンを掛けると点検窓のオイルがスーッとエンジンに吸い込まれていきあっという間に見えなくなる。1分程してエンジンを切ると魔法の用にまた油面が戻ってくる。面白い。
念には念をいれて、再度数Km程実際にバイクを走らせてきてまた油量を確認すると先ほどの半分より上になっている。上限まではいっていないのでまぁOKなのだろう。
結局300ml近くは抜いたので、オイルフィルター交換時とて4,300mlとなる。確かにオイル量が1,000mlにも満たない車種では300mlの差は大きいが、一気に4,000mlは呑み込んでしまうエンジン故、100mlやら200mlでは微調整のような気がしてしまうのだ。それにしてもマニュアルの4,800mlという記述は一体何なのだろうかとも思う。
どうも、過給油のジレンマから抜け出せないが、ふと思いついた点が二つ。
オイルを抜いた時、5分位暖気はしたものの抜いたオイルがぬるま湯程度の温度であった事、センタースタンドを掛けたまま作業を行ったこと。
課題
1.機関全体が充分暖まるまでエンジンを回してから抜く(実際に軽く走ってくる)
2.抜き終わりはセンタースタンドを外して車体を斜めにする。
3.点検窓下限まで充填したら一旦試走して様子を見る
この次はなんとか納得のいく作業になるかなぁ
でかいバイクはメンテも難しい┐(´~`)┌
コメント (3)
まっちゃん こんばんわ。
今日 午後より ライド&クライムということで 鳴蟲山へセローで行ってきました。
まっちゃんの指摘していた崩壊箇所 盛り土の所ですが 谷川にスペースがあって通れるかなとも
思いましたが まだ子育て中の身 年老いた母や最愛の妻?を悲しませてはいけないので
(落ちたら100~200m落下)無理はしませんでした。やはり私もそこにセローを止めて
山頂目指しました。天気はまずまずで まっちゃんの写真どおりの景色を堪能してきました。
今日もソロだったので安全第一のせろーでした!(^^)!
投稿者: せろー | 2008年04月20日 23:36
日時: 2008年04月20日 23:36
オイル交換、お疲れ様でした^^
メンテは覚えてしまえば楽しいと思うのですが僕はどうも苦手です。
オイル交換も、DNAは赤男爵、SEROWはDSにお願いしています。
どちらも使用量は1リットルくらいだったかな?
GSXは排気量がBIGなので、オイルがいっぱい入りますね!
PS
GW中に予定があえば、どこかの山でご一緒したいですね!
投稿者: なお | 2008年04月21日 09:56
日時: 2008年04月21日 09:56
>せろーさん
鳴蟲山行ってきたのですね。鉄塔下は天晴れ絶景ですよね。
崩壊箇所、通過してしまえば後は下の方より安全な感じがしますが、
やっぱりアソコはヤバそうな感じしますよね。見た目には行けそうなのですが、かなり下が脆そうで通過中に崩れたりしたら目も当てられない。崖崩れの張本人になっちゃうかもしれませんね。
次回鳴蟲山に登る時は南北両方に車をデポして縦断しようと思ってます。
>なおさん
せめてプラグ位メンテしてみたいのですが、まずタンクを外すのが怖くて。
あり得るパターン
1.外したタンクが手からポロリ。ガシャン!
2.タンク裏の配線(フューエルポンプ等)を破損
3.余計な所外しすぎて元に戻らなくなる
まだまだ色々な恐怖が。
昔乗っていたバイクはどれも構造が簡単だったので気軽に触れましたが、今のバイクはちょっと近寄りがたい感じがします。壊すとやたら部品代が高いし。
というわけで、私の出来るメンテは、洗車、オイル交換、チェーン張り程度です。
CB400の時はブレーキパッド交換もやりましたが、GSXはちょっと見た目自信無いなぁ。
今年はまだアカヤシオを見ていません。花の一番綺麗な時に風邪やら何やらで、山に行きたい病に掛かってます。GWはまだ未定ですが、どこかに行こうとH君と話しております。
都合と足が合いましたら是非ご一緒したいです。
投稿者: まっちゃん | 2008年04月21日 22:04
日時: 2008年04月21日 22:04