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男抱山とPROTREK

アーカイブ:宇都宮近郊の山達  日時: 2007年05月12日 18:10

実は山登りを始めてから非常に欲しかったモノがありました。
CASIOから発売されているPROTREKという登山向けの腕時計。
見た目は一世を風靡したG-SHOCKの一回り大型判といった感じなのですが、機能的に、

 1.高度計
 2.気圧計
 3.方位計

この3つの機能(トリプルセンサーとカシオは呼んでいる)を持ち合わせているのが特徴です。数種類のラインナップがあって、上位機種はソーラー電池+電波時計、で結構なお値段になっています。

で、機能は上位機種と大して変わらないので、トリプルセンサーで一番安いやつを入手しました。
http://casio.jp/wat/PROTREK/products/triple.html

先日宇都宮駅ビルでメガネを作って貰っている待ち時間に、たまたま寄ったヨドバシに陳列してあったのが運のつき。
オークションの新品相場と比べると千円くらい高かったので交渉してみると、ポイントの一部を長期保障に繰り入れて云々+αという条件で交渉成立。
手持ちポイントも足してそこそこ安く入手することができました。

まぁ、実際のところ、コンパスはアナログ式のを持っているし、高度計といっても登れる高さは知れてるし(測定上限の10,000mに行くことははあり得ない)、ということで果たして必要か?と問われれば、

「電子小道具ヲタクとして外せないアイテムです!」とキッパリ答えてしまいそうな自分。

当然、買ってしまえば使いたくなるのは人情です。

いざ、男抱山から里田の風景でも眺めて来ますか。

と、朝早くから自宅の草取りに精を出し、昼前に支度して出発です!

東コースは階段があって嫌いなのですが、前回は西回りだったので今日は東を選択しました。
ちなみ1月に初めて登った時は途中でゼーゼー休みながら登って約1時間近くも掛かったのが、今日は30分で山頂に到着。

さすがに頻繁に歩いているので少しは体力が付いてきたのかなぁ。
というよりも歩く要領が良くなってきたのかも知れませんね。
自分の体力に合ったペースがようやく最近は掴めるようになってきたという感じです。

途中PROTREKで高度を確認しながら登っていきますが、おぉ確かにどんどん表示高度が上がっていくじゃないか(超当たり前のことなのだがなぜか嬉しい)。
どれどれ高度アラームを設定するぞ。300mでアラーム鳴動ね。

黙々と歩く。

腕時計のアラームが鳴る

「うむ。300m地点到達だ。次は方位計測だな。まず2点補正をしなければ云々・・・」

と、景色もそこそこに登りながらあっという間に山頂到着です。

高度を早速チェックしてみると340m。
地形図標高が338mなのでドンピシャじゃないですか、これまた至極当然の事に感動です。
新しいおもちゃが出来て山登りが一層楽しくなりました。

山頂から見える眺望は今日もまた一段と格別。
期待していた、苗で緑に彩られた田んぼ風景はまだちょっと早かったようですが、水を張った田のキラキラした美しさを楽しむことができました。

結構長い時間を山頂でのんびり過ごし、下山開始。
今回は未踏コース男抱・富士山鞍部より南側ルートで下山です。
鞍部中間地点で、南北に下りる分岐点があり、こちらを左に折れます。
(写真右 の分岐点を左{南}へ)

     
男抱山 山頂の岩陰から    水を張った田んぼが美しい    男抱山・富士山中間鞍部の4差路

下山路に入るといきなり、文字通り「根こそぎ」状態で木が倒れていて道を塞いでいます。
木を乗り越え進んでいくも、このあとも草が道にせり出していてあまり通る人がいない事を物語っています。何度クモの巣が顔にくっついた事か。

ところが道は思った以上にしっかりとしていて、踏み跡を失うという事はまったく無く、下山しきった状態で振り返って見ると斜度はほぼ一定でなだらか。男抱山と富士山の双耳峰のちょうど中間の谷筋を忠実に辿るこのコースが、実はもっとも楽に登れるコースであるということが判りました。

少し降りた地点で忽然と石祠出現。
「栃木の山140」にも書いてあった事を思い出し、つくづく山は周辺の民の信仰の対象なのだなぁと改めて感じました。

石碑に「・・・年没」と彫ってあるところを見ると誰かの墓でもあるようですね。

     
根こそぎ倒れた巨木    途中の石祠    始終こんな感じで草が道を覆っています


クモの巣と格闘しながら、それでもあっという間に下山終了。
登山口のコース分岐点に到着しました。
着いてみれば、あら見事。同じところから3ルートに分かれていたのですね。

今度登りで通られる方は一度如何ですか?草が無い冬場かな。お勧めは

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コメント (4)

プー吉:

プロトレック、私も持っています(^_-)

良い時計ですよね!

登山者には必需品かな(^_^)

突然ですが、転勤する事になりました。

いままでコメント下さって本当に有り難う御座いましたm(__)m

これからも元気に山登り続けて下さい(^_-)ネッ

本当にお世話になりましたm(__)m

まっちゃん:

プー吉さん。
突然の事で少し驚いていますが、職場の方でいろいろ大変なご様子。

新しい会社もしばらくは試練の日々が続くことでしょうが、プー吉さんのご活躍と新会社の発展をお祈りいたします。

落ち着いて、またブログ活動を再開された際は是非声をかけてくださいね。
こちらこそたくさんコメントをいただき本当にありがとうございました。

プー吉:

おはようございますm(__)m

この4~5日間、色々考え家族と話し合った結果、、
今の会社を辞める事にしました。
ヤッパ、仕事も大切ですが、単身・しかも北海道と言う
遠くの地へ行く事はヤッパ家族も心配ですし、
子供もまだ小さいので、女房一人に負担が行くのを
考えると・・。しかも3人居ますしね(;^_^A
当初は会社の命令に従い返事をし準備を始めましたが、
例を見ると4~5年は、その勤務地になってしまっているのが
現状です。
将来の事も考え昨日、辞表を提出して来ました。
今後の仕事は、なんとか目処が付いているので・・。
家族を犠牲にし趣味も我慢して働いてもね・・。
ヤッパ楽しく生きないと!
まもなくブログ再開しますので、これからも宜しくお願いしますm(__)m
色々ご心配頂き有り難う御座いますm(__)m
お互い楽しい人生を送りましょうp(^^)q

まっちゃん:

そうだったんですかぁ。色々大変でしたね。
子供さんが小さいと単身赴任はちょっと難しいですよね。

辛い決断でしたね。
いずれにせよ新しい職場に慣れるにも時間がある程度かかるだろうし、
なかなか今までのペースで暮らせるという保証もないでしょうが、
あわてずゆっくっりと、そして悔いの無い人生を歩みたいものですね(お互いに)

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